公共性とデザイン
万人に向けた公共性のあるデザインって、恐ろしく難しいのだと思う
例えば、「若い女性に向けたデザイン」ならば、そのくらいの女性が好みそうなテイスト(リボンとかチェックとか水玉とか)を集めて、適切に配置する、という手法が取れると思うのだけれど、その際リボンとかチェックとかを嫌いそうな真逆の層(中年のおっさんとか)のことは考えなくてもよいと思う
極端に言うとそのデザインを「めっちゃ好き!」という人と「絶対苦手!」という人の両方いてもよい
だけど、「年齢性別を問わず使えるもの」っていうのはそうはいかなくて、誰からも「苦手」だと思われてはいけない
そうなってくるとシンプルで性別を問わない色使いになってくると思うのだけれど、その条件で心地よく、洗練されているように見せるのすっごく難しいと思う
何がいいたいかと言うと、これからがんばっていかなくては、ということで、
自分が好きなものばかりだけを見てるだけじゃダメだと思った
ディスプレイ買った
かねがね欲しいと騒いでた、外部ディスプレイを買った
- 出版社/メーカー: 日本エイサー
- 発売日: 2012/11/08
- メディア: Personal Computers
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「このキャンチレバーがひどい!ランキング」があれば推薦したくなるようなデザイン
大学入りたての頃にアシンメトリーな髪型にしたがる大学生を思い出す
でもディスプレイの前にノートパソコンを置くとキャンチのところは隠れるので大丈夫
予算3万くらいで、LGとかPhilipsの27インチのやつと悩んでいたのだけれど、最終的には量販店で実物を見て決めた(買ったのはamazonだけど・・・)
選択肢の中でこれだけ光沢のあるディスプレイで、エンジニアの人とかは映り込みを嫌がりそうだけど、私は光沢が好きだったのでこれにした
レビューみてると「スピーカーひどい」って書いてあるけど、スピーカーは別で持ってるので問題ない
アルバイト先で使ってるappleのcinema displayの2560x1600という解像度には及ばないけど、1920x1080あるので広々作業できる
なぜ買ったか
デザインやってて、「なんとなく野暮ったいけど、なにが原因で野暮ったいのかわからない!!」みたいなことが増えてきてて、どうにかしたいと思ってた
そんなときに以下のエントリーを読んだ
そうだ模写だ!!と思い、webサイトの模写をやろうと思ったものの、ノートパソコンの1280x800という解像度で見本を横に並べながら作業するのはなかなか難しいと感じた
秋くらいに「模写やりたいなー」と思ってからかなり時間が空いてしまって悔しい限りだけど、ぼちぼちやっていこうと思う
500円しか入ってないと思ってた講座、ダメもとで残高照会したら12000はいってたから寿司食べまくれる
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 12月 11
12000円あってめでたいので30000円の買い物した
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 12月 11
酔った勢いでネット変な買い物するタイプやからな私は!!!!!
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 12月 11
こないだ酔っ払って買った27インチのディスプレイ届いた、発色とかも今の時点で気になるところはない pic.twitter.com/8mbCU3fUbp
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 12月 13
私の新しく買ったグレアパネルのディスプレイ、暗転したときになぜかメガネの毛布かぶった女がうつる
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 12月 13
Q&Aアプリ「アンサー」について思うこと
nanapiから新しいアプリでてた
母や友達に「なあなあ、ちょっときいてーや!」みたいなノリで質問出来るサービスである。
起動してみておもしろかったのは、最初にユーザー登録じゃなくてチュートリアルが出るところである
私の観測している範囲だと、最初にユーザー登録しないといけないサービスがほとんどだったので、「えっ、登録しなくても使えるのか」ってなった
実際はプロフィール登録必要なんだけど、「相談ボタン」を押してカテゴリーを選択した次の場面に来ている。
さらに、質問を投稿するハードルも低くて、最初は質問したい内容のカテゴリー(恋愛とか人間関係とか)を選択するだけで「登録完了」ということになる。
具体的なことは書き込まなくても良い。
カテゴリー選択した時点で「ゆりりーさんは恋愛について相談したいことがあります」って表示される。
そこに具体的な詳細を書いていくような感じだった
アプリダウンロードするモチベーションって、「このアプリよくわかんないけど面白そう!」「ちょっとだけ見て見ようかな?」みたいなのが多いと思っていて、そのくらいのモチベーションだとダウンロードして次に来る画面がアカウント登録、とかだと「面倒だしやっぱりいいや」ってなると思う
このアプリはそのへん徹底的に回避しててすごいと思った(もちろん、ユーザーの同一性を担保するためにメールアドレスを所得したいといった兼ね合いはあると思うので、ただ離脱率を下げるのがいいか悪いかは場合によると思うが)
こんなに迷わないのどう考えてもおかしい(褒めてる)から、多分めちゃめちゃテスト繰り返したんだと思った
さらにはこのアプリをレビューする画面に遷移するメニューもすごい
「アンサーを評価する」というメニューを押すと「appstoreで★5をつける」か「アンサー不具合報告」しか表示されない。
アンサー不具合報告押すとアプリ内のお問い合わせするフォームに飛ぶ
人間、嫌なことあったら「嫌だった!」としか言わなくて、「いつどこでどういうことがあって嫌だった」みたいな詳細わざわざ言わないと思う
だから前のエントリーにも書いたけどアプリのレビュー欄「すぐ落ちる」一言だけ、みたいな雑な感じになるんだと思う
こういうレビューをしてしまうのは仕方ないけどこのままだと開発者はどこで落ちるかわかんないから困るしユーザーは落ちるの改善されなくて困るし、いまからダウンロードしようか迷ってるユーザーは仮に改善されてたとしても落ちるものだと勘違いして困ると思う
だから、不具合をそれ専用のフォームに書かせることで、どのタイミングで落ちるかの伝達をわかりやすくしたり、第三者に見えないようにするのはみんな嬉しいしいいなあと思った
レビュワーのリテラシーなんてそう簡単に上がるものじゃないから、レビュワーの質が低いことを悲観的になって恨むだけじゃなくて、レビュワーの質はそのままでもうまいことはけ口を用意するのは良い案だと思う
プロトタイピング用のノートを買った
注文してたプロトタイピングノートが届いた
好きなデザイナーであるfladdictさんが作成したやつ
アプリのプロトタイピング用ノートを作成しました | fladdict
原寸大のiPhoneの絵が印刷されていて、これを使えばペーパープロトタイプが簡単に作れる
一冊500円で買えるけど、送料1000円くらいする
サイズ通りに線引いて、印刷してそれをコピーすれば同じもの手に入るのに、なぜわざわざ買うのか?って思われるかもしれないけど、このノートの良いところは美しく配置されて美しくパッケージングされているところである。
このへんはおまじないみたいな話になってくるんだけど、いいものを作りたい!って思うならそのへんの物件とかの情報が書かれたチラシの裏に書くよりかは、美しくデザインされたものに書くほうが、気持ちの面で良い感じがする
「いいものを使えばいいものができる気がする」みたいな、たとえそれが思い込みだったとしても、作るものに愛情を込めることができるのは良いことだ
それから、私の好きな「誰のためのデザイン?」という本で、筆者のD・Aノーマンが「いいデザインのものがあればちょっと高くてちょっと手間がかかっても、買って支援するべきだ」って言ってたので、その真似をしたいと思っている部分もある。
誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)
- 作者: ドナルド・A.ノーマン,D.A.ノーマン,野島久雄
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 1990/02
- メディア: 単行本
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便利なノートが欲しいんじゃなくて、
デザイン界隈を良くしたいからプロトタイピング用のノートを作る、という活動そのものを支援したいから買うという感じ
私が贅沢をちょっと我慢してでもこういう活動をしてる人にお金が入ることで、世の中のデザイン事情が1ミリでも良くなればいいと思う
ユーザーテストについて
ユーザーテスト、作ってるUIが妥当かどうか客観的に知るために大事だと実感するし、ムダなやり直しを省くためにも避けて通れないものだと思う
ボタンやら何やらをざっくり配置して全体像を掴む分にはそこまで時間かかんないけど、角丸のアールやらマージンの幅やらこだわってやりはじめると時間がかかって、それをやり直すのはかなりの時間のロスだから、こだわってキレイに作り始める前にUI設計の良くない部分とか潰しておくべきだと思う
世の中には「UI/UX設計のコツ」みたいなエントリーやまとめは山ほどあるけど、そういうのを読むより、紙でも何でもいいのでササッとプロトタイプをつくって、自分以外の人に実際にやってもらって、それを見たほうが学びが多いと思う
例えば、自分ならこれは見出しだろーなーってわかるモノも、他人にとってはボタンに見えてしまうかもしれないし、これは下向き三角のアイコンついてるから明らかにメニューが出るだろーなってわかっても、それを知らない人なんて山ほどいると思う
自分にはない価値観とか考え方を壊すには、他人の考え方を知るのが一番てっとり早い
そこで効果的なユーザーテストの方法が知りたくてそういうエントリーを探すわけだけれども、そういうエントリーはまだ少ないと思う
やり方は人とか会社によってまちまちで、ヒアリングだけやってテストやらないって人がいれば、ユーザーストーリーを細かく作ってやってもらうって人もいると思う
ヒアリングとかテストする相手も、ターゲットユーザーを選ぶ人もいればそのへんの友達を選ぶ人もいる
自分は今のところ、ユーザーストーリーとかテストをやってもらう人にやって欲しいアクションをガッチガチに固めてやってる
例えば今趣味でyoutubeから曲を選んできてプレイリストを作るアプリを作ろうと思ってプロトタイプを作ってテストしてもらってるわけなんだけど
- 音楽を流し続けるアプリが欲しいなあとおもってダウンロードして起動する
- アプリにしたがって、検索をする(仮に「daft pank」というアーティスト の「technologic」という曲を探そうと思う)
- 「daft pank」と入力する
- 最初のページで「technologic」が出て来ないのでもう一度検索する
- ほんとうにtechnologicかどうか視聴してみようと思う
- あってたのでプレイリストに追加する
- プレイリストに追加できたか確認したいと思う
- プレイリストを再生する
こういうのを作って、相手にPCの画面見せながらスマートフォンでやってもらってる
検索ボタンがわかるか?とか、視聴するかは分からないけどするとしたら迷わずできるか?とか知りたいからだ
でも最近このやり方あってるのかわからなくなってる
これだと、「こちらが意図したボタンをきちんと押してもらえるか?」はわかるけど、「このアプリがどういう構造になっているか、どういう機能があるか理解してもらえるか?」がテストできないと思う。
かと言って、プロトタイプであまり動かない状態で「自由にプレイリストを作って下さい!」って言って相手に投げても、検索とかは実際にできないわけだし、難しいと思う。
とは言え、こちらが設計した内部構造(メンタルモデル)を理解してもらえるかのが重要だと最近は思ってきたから、やり方変えてみようかなと思う。
ユーザーのアプリを使うことになった背景は多分こちらで設定しなきゃいけないと思う
例えば「好きな曲を連続して流したいけど、曲のデータは持ってないからyoutubeを使おうとする人」、みたいなのは必要そう
それからゴールも必要で、ここでなら「プレイリストを作る」である。
そっから自由に触ってもらおうと思ってるんだけれども、思ってることとか発話してもらうと良いかなと考えてる
(「今検索できるボタンを探してるよ〜〜〜、よし虫眼鏡のボタンを押してみよう〜〜〜」、みたいな感じで、触りながら発話してもらう)
けど、初めてやる人とかどう言っていいかわかんないだろうから、テストしてる人のサンプル動画とか見せてからやるのが良さそうだなと思う(けどいいの見つけられてない)
あと今、テストしてもらう相手に「これであってる??」とか聞かれちゃってるから、それも直していかなくてはなあと思う
事前にしっかり「わからないことがあってもとりあえずやってみて!」って説明するの大事そうだ
とにかく数を重ねて、いい方法を確立して行きたい
効果的な方法を知ってるひと、よければ教えてください
それから私のテストにつきあってもいいよーって人もよければおしえてください
androidアプリのデザインを始めるにあたってのメモ
作ってるiOS向けアプリのiOSの申請が通り、さてandroidはじめるかって感じなんだけど
いざ取りかかろうと思っても未知な部分多すぎて全然着手できなかったのでメモ
読んだ記事たち
- Androidのdip(dp)ってpxに換算すると何なのさ!-めんどくさいのでDip Calc作りました- — pucchon design
- Androidアプリデザインの基礎知識 | ジェネシックスブログ
- Archives: 2012 11月 - バグでも動け -
とりあえず「デザイナとエンジニア密にやり取りしろ」と書いてあるのはわかった。
まずandroidを開発するにあたって、dip(dp)というandroid独自の単位を理解しないといけない、って書いてある。
「ディスプレイ解像度の物理的な密度に応じた抽象単位」とか書いてあってまたわけのわからん概念を覚えなくちゃいけないのかヤレヤレと思っていたけど、
理解していったらこれ特に難しくなくて
「android、サイズとかいろいろあってややこしいけど縦と横の比はそんなにかわんないから360(px)×640(px)を基準にするわ〜!その基準の名前はdip(dp)にするし〜!最近の端末はこれの3倍の解像度とかあるから対応がんばろう〜!」みたいなノリだった
デザイナーの人、「物理的」とか「抽象」って文字見ると動悸と目眩がして体調が悪くなるからandroidきらいになる。UXの良くない言い回しだ
とりあえず、photoshopとかのデータ、小さいサイズを拡大すると汚くなるから、もともと一番でかいサイズで作って縮小したらいいよ、って感じ
一番でかいサイズっていうのはxxhdpiという名前がついてあって、ピクセルになおすと横1080pxで縦1920pxになるので、1080x1920でレイアウトをはじめればよい。
注意するところとかいろいろあったけど、そのへんは最初に貼ったリンク読めばよさそう
パーツごとにもandroid独自のふるまいがあるので、そのへんはクックパッド池田さんの本読みながらぼちぼちやっていこうと思う
スマートフォンのためのUIデザイン ユーザー体験に大切なルールとパターン
- 作者: 池田拓司
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2013/03/30
- メディア: 大型本
- クリック: 117回
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検索っていうのは名称知ってないとなんて検索していいのかわかんなくて、概念的に検索してしまって時間がかかる
のでこの本は名称とパターンが細かく載ってるから、それを頼りにより知識を深めたいところは検索すればよい
【追記】
これ書いたら、twitterで便利そうなの教えてもらった
便利最高
photoshopのスライスを自動化したい
いまphotoshopのスライスを自己流に自動化したくて、そのためにスクリプトを組みたい欲求が異常にある。
経緯を書くと長くなるんだけど以下前置きね。
8ヶ月前くらい?にwebデザインを勉強し始めたとき、「webのデザインはphotoshopでカンプ作って、ガイドを引いてスライスツールでパーツ切り取るんだよ」みたいに教えてもらった。
ドロップシャドウとかあるのにどこからが透明でどこからが透明じゃないかを人間の目で見極めて、しかもこれに時間かけるのかマジかよ・・・みたいに思ってた
実際その方法は全然使ってなくて、書き出したいオブジェクトがあるレイヤーで全選択→コピー→新規作成したらなんかいい感じのサイズに勝手になるからそれ使ってたけどそれもグループを1枚のレイヤーに統合しなくちゃいけないから超めんどくさい感じだった
最近になって書き出したいパーツのグループを新規psdファイルに複製してトリミングで透明部分を消す方法を学んだ
そしてpngでweb用に書き出すところまでPhotoshopのアクションに覚えさせることで、書き出したいパーツのグループを選択して「書き出しアクション」の再生ボタンをポチっと押すだけでデスクトップにほしいパーツのpngデータが勝手に保存されてる感じにして満足してた。ボタン一つクリックすれば勝手に保存されてて超楽じゃんみたいな
でもこの方法問題がある。アクションには書き出す所までしか覚えさせてなくてpsdを閉じる動作は覚えさせてないからパーツがたくさんあると「名称未設定1,2,3...」みたいなpsdデータがいっぱい開かれたままになる。(同時に「名称未設定1.png,2.png,3.png...」みたいなpngデータがデスクトップに勝手に保存されるんだけど)
「psdデータ閉じようとする→保存するかきかれる→保存しない」みたいな一連の動作が手作業でだるいしやらなくてもすむ方法絶対あるはずだ
一度「閉じる→保存するかきかれる→保存しない」の動作をアクションに加えてみたんだけど、グループを新規ファイルに複製の過程で新しいファイルにうまいこと名前つける方法わからなくて、今のところ「名称未設定1」しかできない。
「名称未設定1.psd」が開かれている状態で新しいファイル作ろうとしたら「名称未設定2.psd」になるからいいんだけど「名称未設定1.psd」をアクションで閉じてそのまま次のパーツを書き出そうとするとそれも「名称未設定1.psd」になって、結果的にデスクトップには「名称未設定1.png」1つしか保存されない状態になる。アクションを実行する際にデスクトップに同じ名前のpngファイルがあってもどんどん上書きされるみたいだ。
それと「名称未設定1.png」を好きな名前にリネームするのだるい
ここまでが前置きで、何がいいたいかというと
私が、いま抱えてる問題を解決するにはグループを新規ファイルに複製する手順で、グループ名をファイル名にする必要があると思う。
インターネットで探してたら書き出しのスクリプトとかで、レイヤー名やグループ名がそのままファイル名になるやつとかあるし、やりかたわからないけど絶対できると思う。
グループ名をファイル名にする方法をはやく編み出して快適な書き出しライフ送りたい
まあslicyみたいな便利な書き出しアプリあるんだからそれ使えよって感じなんだけど、「できそうだけど知識がないからできない」みたいなの許せないしなんとしてでも編み出したい
あとスクリプトちょっとでもわかるようになるとほかのだるい作業も自分で自動化できるようになるしこの機会に勉強しようと思う
どうしてアプリにはナビゲーションバーがついてるの?
最近スマートフォンのアプリケーションを観察するようになって思うことは
なぜこんなにもたくさんのアプリケーションがあるのにほとんどが上部にナビゲーションバーを設けているのだろう、ということだ(画面全面を使うことをコンセプトにしたものをのぞいて)
なんか、つけなきゃいけない決まりでもあるのかな?とまで思うくらい上についてる
世界には10代からバリバリ働いてるようなメチャすごいデザイナーとかいっぱいいて、そのうちの誰かはナビゲーションバーを使わなくてもキレイなUIとか作れそうなのに、それがないのが謎だ
メチャすごいデザイナーは意識が高いからメチャすごくなれるわけで、意識高かったら「もっと使いやすいUIがあるはずだ」みたいな意欲が出て、新しい試みに挑戦するような気がするんだけど、それでも無いということは、あの「ナビゲーションバー」というUIは実はめちゃめちゃ計算されてて変えどころがないというわけだろうか
だとしたらあのUIがめちゃめちゃいい理由は何だろう
心的な問題で、上にドッシリ構えるバーがあったら安心感があるとかかな
はたまた、スマートフォンを使う人は「アプリといえばナビゲーションバーがあって、そこで操作する」みたいな学習が占める割合が高いからだろうか(基本的に人は、慣れている=使いやすいと思うらしいので)
うーん、きになる
関西のデザイナーさんにお会いした
先週の月曜日(6/17)の話になるけど、関西で活躍するデザイナーnishimuraさん、hiroshiさん、西田さんの3人にお会いした。
というかはてな(アルバイト先)のオフィスランチに来て頂いた。
もともと私がdribbbleにあがってるnishimuraさんの作品を素敵だなーと思ってて、関西在住とのこともあってtwitterでnishimuraさんのことをフォローしてただけだったんだけど
ある日nishimuraさんに「作品素敵ですね」とメンションを送ってみたら、はてなに行ってみたいとメンションが返ってきたのがお会いするキッカケだった
(なので当日が初対面という感じだった)
当日は社員さんに同席してもらって一つのテーブル囲んでお話した。私自身アルバイト歴そんなに長くないので会社に関する質問にちゃんと答えられなかっただろうし、会話も持たせられなかったと思うのでとても助かったというか、先方に失礼にならずにすんでほっとした・・・
とても感謝しています
この日は時間も限られていたしそこまでお話できなかったのだけれど、関西のデザイナーが集まる会合(?)イベント(?)に呼んで頂けることになった!
ちょうど、関東のデザインのネットワークの話を聞いていて、関西は関東とは違ってデザイナーのネットワークがないのかなあと思っていたところだったのでとっても嬉しい
またお会いできるのがほんとうに楽しみだ
なんかこうインターネット見てて思うのだけれど、人が何かに対して意見するときって非難とか不の感情が多いと思う
●●はよくないとか××はダメだとか
そんでこれすごいな素敵だな〜!みたいなのにはあまり声を上げないような気がしている
内容の伴った批判なら改善してもっといいものができるかもしれないからいいけど、理由が明らかにされていない非難からは何も生まれない(むしろ嫌な感じしかしない)と思ってて、でも「素敵ですね」とかいいことだったら相手も嬉しい(と思う)し今回みたいに会ってみたいなーと思ってた人に会えることもある
同じ時間をかけて同じ文字数のこと書くなら、「嫌なところ」じゃなくて「いいところ」を書いていける人になりたいなあとかそのほうがお互い幸せだなあとかそんなことを思いました
なんか私がtwitterで個人的にやってたことに会社の人を巻き込んでしまって申し訳なかったけど、いい人に出会えて嬉しかった!
みなさんありがとうございました
(ちなみにnishimuraさん、この前行ったgoodpatchの貫井さんの知り合いで、はてなの社員さんも貫井さんの知り合いだったので貫井さんに仲介(?)してもらう感じになって、goodpatch行ったことがこんな所にも繋がるんだなあと思いました)
- nishimuraさん
- hiroshiさん
- 西田さん
- closeという、クローズドSNSサービスの元デザイナーで今はmodelorという会社を立ち上げてて、この日ニュースリーダーアプリPresserのリリース日だったとのこと・・・!
- 京都のスタートアップModelorが、Google Readerに代わるシンプルなニュースリーダーアプリをリリース
株式会社グッドパッチにお邪魔してきた
めっちゃ前(5/30)になるけど、東京のGoodpatch.incという会社にお邪魔させて頂いた話を書こうと思う。
その前にめっちゃ長い前置きを書きます。
私が通ってた高校はとりあえず大学は国公立目指そうぜみたいな風潮があって、
そんで私は美術の授業好きだったし父親が3DCADでモデリングするような仕事をしていたのでなんとなくプロダクトデザインやろうと思って、今の大学を選んだ。
今はUI/UXとwebのデザインをやりたいと思っているけど、当時はそんなことさらさら考えてなかったし、
そもそもデザインに対する熱意とかは全然なくて、力学とか数列とか好きだったし理系の勉強しながら芸術っぽいこともちょっとできたらいいかなーとか思ってた。
(私の在籍している大学はデザイン学科のある国公立の工科大学で、入試も理系とちょっとだけデッサンて感じだった)
そんでいざ入学してみると数学とか物理っぽいことは全然しなくて、専らデザインのことばかりやってた。
特にプロダクトに思い入れないのに漠然と「自分はプロダクトデザイナーになりたいんだからプロダクトデザイン好きなはずだ」と思い込んでいたので、いざ制作となるとそんなに興味ないことを好きだと思い込ませてやっていたのでけっこうつらいかんじだったし、あまりはかどらなかった
そんな中でプロダクトデザインを続けていて、3DCADで制作するような「もののかたち」には興味ないけどものの使い勝手とか興味あるなーと思い始めた。
GUIじゃなくてフィジカルUIだけど、UIのデザインに興味を持ち始めたきっかけはたぶんこのへんじゃないかなーと思う
それから大学3年の後期の実習でUIに関する課題が出た。「ボタンという概念を捨てて音楽プレーヤーの全く新しい操作方法を考えよう」みたいな課題だった。
(講師はsoftdeviceという京都のけっこう古いUIの会社の取締役の八田さん)
その課題で、「もの」じゃなくて人の行為を考えるのけっこう楽しいなーと思って、UIのデザインをやっていきたいと思った
(その時期に同じくsoftdevice創業社の高橋さんのUIの講義もあって、それもすごくおもしろかった)
でもうちの大学の卒業生でUIデザインっていったら院に進学してゆくゆくは家電メーカーのUI部門に就職って感じで、それはそれで何か違うなって思ってたんだけど、「UIデザイナー」としての求職ってほとんどないしどうしたものかという感じだった
そんな中でサークルのwebサイトを作る機会があって、それがとても楽しかった。
中学校時代、CSSじゃなくてテーブルレイアウトが主流の時代に自分の描いた絵を載せるホームページを作ったことはあったけど、デザインとしてのwebページは初めてだった。でも自分が発信したデザインと情報がどこからでもアクセスできるの面白いなあと思ったし、加えようと思えば様々なインタラクションを加えられるのが何より楽しいと思った
それで、身近にUIができるといえばwebデザインという選択肢があるなあと思ったのが、私がwebデザインの仕事を志望し始めたきっかけだ
そのとき大学4年生の春で(今5年ね)、就活しなきゃいけないけど「webデザインほとんどやったことないけどwebデザイナーになりたいです!」っていうのもおかしな話だと思ったのでとりあえず就活はやめてwebデザインの勉強をすることにして、ソーシャルゲームの会社だけれどwebデザインも扱ってるような会社でアルバイトし始めた
web、グラフィックの要素がけっこう強いのにも関わらずphotoshopの「レイヤー効果」すら知らなかったのでその時のアルバイト先にはめっちゃ迷惑かけたけど、ソフトの使い方を始め、コーディングに至まで細かく教えて頂けて、とってもお世話になった
大学4年の1年間である程度勉強して、webデザイナー志望としてちゃんと就活したいから1年留年することにした(就活していく上でめちゃ入りたい企業があったとして新卒しか取らない、とかだったらとっても後悔すると思ったので)
webデザイン専門のアルバイトしたいなーと思ったのでソーシャルゲームの会社をやめて今のはてなのアルバイトを志望した
かろうじて拾ってもらえてほんとよかったなーと思ってる
プロダクトデザインやってたときはデザインつらいしやめたいと思ってたけど、webはじめてからは熱意を持てるようになった
それでようやく本題に入るのですが、この長い長い前置きで言いたかったのは、私はUIデザインがやりたいけどUIデザインの会社があまりなさそうだからwebデザインを始めたということ
(もちろんインターネットめっちゃ好きだしwebサービス好きだし文字列を書いたら色をつけられたりリンクさせたりできる世界観も好きなので仕方なくwebデザインをやっているわけではないし、webデザインに興味持ててよかったなーと思ってます)
そんなこんなでwebデザインの情報集めようと思ってデザインのエントリーをたくさん見ていた中に前述のgoodpatchが運営するmemopatchというブログが目に入るようになった
ここのブログはいつも面白いなーと思ってみていたのですが、その運営会社の紹介に「web制作会社」ではなくて「UIデザイン会社」って書いてあったのを見て、ちょっと衝撃を受けた
自分は「UIの会社なんてない」って思い込んでいたのでそういう会社があるのを知って純粋に嬉しかった気がする(しかもその時いいなあと思ってたアプリであるgunocyのデザインもしてたので、更に興味が沸いた)
twitterには「いま、会えるUIデザインカンパニー」なんて書いてあって、コンタクト取れば訪問できるのかな・・・是非一度行ってみたい!!って思うようになった
そんなこんなでgunocyが2.0にアップデートされた時にtwitterで「gunocyアップデートされてる!goodpatchに行ってみたいな〜」みたいなつぶやきをしたらgoodpatchの土屋社長から「いつでもどうぞ」という旨のメンションを頂けたので実際に行ってみることにしました
そしていざ!念願のgoodpatch!
一応就活も兼ねていたけれど就活のついでの会社訪問ではなくむしろ会社訪問のついでの就活って感じだった
プロのデザイナーとは違って、こちらに提供できるもの(=向こうにとって価値のあるもの)の無い身というのにも関わらずたくさんお話をして頂けて嬉しかった
日本人初のdribbblerである貫井さんとお話することもできた
貫井さんのお話で最も印象に残っているのが、「いいものにはどんどんお金を払っていくべき」っていう話である。
アプリにしても何にしても、「優秀なデザイナーが細心の注意を払って時間をかけて作った美しいもの」にはそれだけの価値があって、そういう価値は決して簡単に生まれるものではないのだからお金を払うのは当たり前だよね、ってことだと思う
自分もそういう素敵なデザイン(=価値)にどんどんお金を払っていこうと思ったし、実際それ以来いいなとおもったアプリにお金をかけるようにしている
(実際お金を払って買ったアプリは無料のアプリとは比べ物にならないくらい質が高い。)
身の回り、というか日本の風習的に「無料で手に入り得る実体のないコンテンツにはお金を払わない」文化があるような気がしているんだけど、
みんながいいデザインや価値のあるものにお金払うような文化になったらいいものもっと増えると思うし、せめて自分だけでもいいものにお金を払うことで「素敵ですね!!」と言えるタイプの人間になりたいと思う
goodpatchに訪問できて、素敵な人と知り合えて参考になる話を聞けてとても充実したし、自分の意識の浅はかさを少しでも改められてよかったと思う
そして後日、goodpatchに訪問したおかげで出会えた人がいたのでそれもまた素敵なことだなーと思いました(このことはまた別の日に書こう)
ほんとうにありがとうございました!