ユーザーテストについて

ユーザーテスト、作ってるUIが妥当かどうか客観的に知るために大事だと実感するし、ムダなやり直しを省くためにも避けて通れないものだと思う
ボタンやら何やらをざっくり配置して全体像を掴む分にはそこまで時間かかんないけど、角丸のアールやらマージンの幅やらこだわってやりはじめると時間がかかって、それをやり直すのはかなりの時間のロスだから、こだわってキレイに作り始める前にUI設計の良くない部分とか潰しておくべきだと思う

世の中には「UI/UX設計のコツ」みたいなエントリーやまとめは山ほどあるけど、そういうのを読むより、紙でも何でもいいのでササッとプロトタイプをつくって、自分以外の人に実際にやってもらって、それを見たほうが学びが多いと思う

例えば、自分ならこれは見出しだろーなーってわかるモノも、他人にとってはボタンに見えてしまうかもしれないし、これは下向き三角のアイコンついてるから明らかにメニューが出るだろーなってわかっても、それを知らない人なんて山ほどいると思う
自分にはない価値観とか考え方を壊すには、他人の考え方を知るのが一番てっとり早い


そこで効果的なユーザーテストの方法が知りたくてそういうエントリーを探すわけだけれども、そういうエントリーはまだ少ないと思う
やり方は人とか会社によってまちまちで、ヒアリングだけやってテストやらないって人がいれば、ユーザーストーリーを細かく作ってやってもらうって人もいると思う
ヒアリングとかテストする相手も、ターゲットユーザーを選ぶ人もいればそのへんの友達を選ぶ人もいる

自分は今のところ、ユーザーストーリーとかテストをやってもらう人にやって欲しいアクションをガッチガチに固めてやってる
例えば今趣味でyoutubeから曲を選んできてプレイリストを作るアプリを作ろうと思ってプロトタイプを作ってテストしてもらってるわけなんだけど

  1. 音楽を流し続けるアプリが欲しいなあとおもってダウンロードして起動する
  2. アプリにしたがって、検索をする(仮に「daft pank」というアーティスト の「technologic」という曲を探そうと思う)
  3. 「daft pank」と入力する
  4. 最初のページで「technologic」が出て来ないのでもう一度検索する
  5. ほんとうにtechnologicかどうか視聴してみようと思う
  6. あってたのでプレイリストに追加する
  7. プレイリストに追加できたか確認したいと思う
  8. プレイリストを再生する

こういうのを作って、相手にPCの画面見せながらスマートフォンでやってもらってる
検索ボタンがわかるか?とか、視聴するかは分からないけどするとしたら迷わずできるか?とか知りたいからだ
でも最近このやり方あってるのかわからなくなってる

これだと、「こちらが意図したボタンをきちんと押してもらえるか?」はわかるけど、「このアプリがどういう構造になっているか、どういう機能があるか理解してもらえるか?」がテストできないと思う。
かと言って、プロトタイプであまり動かない状態で「自由にプレイリストを作って下さい!」って言って相手に投げても、検索とかは実際にできないわけだし、難しいと思う。


とは言え、こちらが設計した内部構造(メンタルモデル)を理解してもらえるかのが重要だと最近は思ってきたから、やり方変えてみようかなと思う。

ユーザーのアプリを使うことになった背景は多分こちらで設定しなきゃいけないと思う
例えば「好きな曲を連続して流したいけど、曲のデータは持ってないからyoutubeを使おうとする人」、みたいなのは必要そう
それからゴールも必要で、ここでなら「プレイリストを作る」である。

そっから自由に触ってもらおうと思ってるんだけれども、思ってることとか発話してもらうと良いかなと考えてる
(「今検索できるボタンを探してるよ〜〜〜、よし虫眼鏡のボタンを押してみよう〜〜〜」、みたいな感じで、触りながら発話してもらう)
けど、初めてやる人とかどう言っていいかわかんないだろうから、テストしてる人のサンプル動画とか見せてからやるのが良さそうだなと思う(けどいいの見つけられてない)

あと今、テストしてもらう相手に「これであってる??」とか聞かれちゃってるから、それも直していかなくてはなあと思う
事前にしっかり「わからないことがあってもとりあえずやってみて!」って説明するの大事そうだ



とにかく数を重ねて、いい方法を確立して行きたい
効果的な方法を知ってるひと、よければ教えてください
それから私のテストにつきあってもいいよーって人もよければおしえてください