ゆるりカナダ日記

カナダ・バンクーバーでの日常です

非エンジニアがバイブコーディングを楽しんでいる日記

8月頭に会社で@junebokuさんによるAIワークショップというものがあって、それから「やるぞ〜!」という気持ちになりバイブコーディングで業務を効率化・新しいフローを作るためにいろいろと作ってみた。

私自身はwebデザイナー出身のプロダクトマネージャーで、これまでHTML/CSS・WordPressを触るほかに簡単なGoogle App Script(以下GAS)もコピペで作っていたけど、AIのおかげで本当に簡単につくれるようになって嬉しい。

以下作ったもの。ほぼすべてGASです。

PVを自動で取得するやつ

運営してるメディア「物件ファン」で、記事公開してから7日後のPVを自動で取得してスプレッドシートに記入するGASを作った。これまで週1で一週間分を人力でちまちまやっていたがかなり楽になった。はやくやればよかった〜。

PV取得して、お客さんに送るレポートメールを自動作成

記事のPVを、お客さんにレポートとして送るメールの下書きを自動作成するようにした。PV数によってコメントを変えたり、お客さんとの関係性によって送る・送らないを変えられるようにした。人によって追加でフォローしたいことなどもあるので、送信自体は手動で行っている。レポート送りたいな〜と思っていたのでよかった〜。

お客さんに送る状況伺いメールを自動作成

記事掲載数ヶ月後に「その後どうですか〜?」とお伺いするために、GASで記事公開から◯日たったらメールの下書きを作成、みたいなものを作った。ずっと掲載後に何かフォローできると良いな〜と思っていたので、簡単にフロー化できてよかった!

PVレポートを作るwebアプリ

PV教えて、と言われることはほかのメンバーもあるので、GASとスプレッドシートでメール文言を自動作成するやつを作ったが、権限の関係で動かなかった……。のでwebアプリにした。「GASってwebアプリ作れるの!?」というところから実際に形になるまで2時間くらいしかかからなくてすごい。
GA4を他人に教えるのがそもそも大変だったのでURL入れるだけでPV出せる画面ができて嬉しい!


ほかにも細々といっぱいある。あとは「notionにあるコンテンツを静的ページに移動する」みたいな地味にマークアップ面倒だった作業があっとう間にできるようになって助かった。
自分のように、一人でなんでもやるようなタイプにはかなり良い時代になったなあ〜!としみじみしたのでした。

子供に本を楽しんでもらいたい

子供がだんだん日本語と英語が読めるようになってきたので、読み聞かせだけじゃなくて自分でも本読めるといいなーと思った。

夏休み前までは「本嫌い!」と言うほどだったが、いろいろやってみて、最近は自分でも読むようになってきた。

とりあえず、大人(私)が用意したものではなくて、自分で選んでもらうのが大事。図書館に行って、好きなだけ借りていいよ!と言う感じで選んでもらった。実はバンクーバーのダウンタウンにある図書館には日本語の絵本や児童書がたんまりある。人気シリーズもそれなりにある。本の量に対して日本人が少ない?のか、個人的には日本の図書館より探しやすく入手性もいいなーと感じる。

それで、自分で選んでもらった本に加えてちょっと文字多めで背伸びしたものを1,2冊私が選んだ。(ゾロリやサバイバルシリーズなど人気のものにした)

家ではとにかく手に取りやすい場所に置くようにしている。これまではリビングの本棚に置いていたが、もっと手に取りやすいようソファのふちに置いている。

それからちょっと難しそう・興味持ってなさそうな本は序盤だけ読んであげて、続きが気になる!というところまで持っていくのも大事っぽい。大人でも本の序盤ってとっつきにくいもんなー。

そんな感じで、子供がちょっと暇そうなときに自主的にパラパラと絵本を読んだり、子供が文字多めだと感じていたゾロリも最後まで読めるようになった。

最近ウケたのはどうぶつの森のマンガの英語版(コロコロコミックで連載されてたやつかな)で、これは家の近くの図書館で借りた。子供向けのギャグにものすごく大喜びしてて、いつの時代もコロコロコミックは子供の心を鷲掴みしていて凄い…と思う。
関係ないけどバンクーバーの郊外の図書館にMangaがたくさん置かれているということは、英語圏のガキもコロコロコミックのギャグ見て笑えるんだ…と思うとおもしろい。

世の中にはおもしろい本がいくらでもあるので、本の楽しさを知ってもらえてるといいなー。

電子書籍派だったが、紙の本の良いじゃん!と思い始めた

最近紙の本っていいな〜と思うようになった。特に英語の本。

日本で日本語の本を読んでいたときは長らく電子書籍派だった。場所を取らないし、ちょっとしたスキマ時間にスマホで読めるし。
英語の本についても、「単語を調べやすいから電子書籍がおすすめ」と紹介されていたのをどこかで見てなんとなく電子で読んでいた。(が、あまり読む気にならなかった…)

だが、ここ2週間くらいで紙の本を読むようになって、紙いいじゃん!ってなってる。
紙だと「あと半ページ読んだら区切りがいい」とか「今本の中のこの辺を読んでいる」とかが直感的にわかりやすく、「もう少しがんばろう」という気持ちがはたらく。当たり前だが、第二言語の本を読むというのはそれなりに気合のいることで、小さなゴール感や区切りがあったほうが挫折しづらい。
単語が調べられないからこそ諦めて推測しながら先に進められるのも良い。リビングの一番目に入りやすいソファ周辺に置いておくことでなんかぼーっとしてるときに手に取れるのも手軽だなーと思う。
とは言っても読んでいるのは児童書や漫画ばかりだが…。最近読んでるのは以下。

Charlotte's Webは小学校中学年くらい向けかな?
誰でも知ってる名作、という感じっぽい…?
ほぼ知っている単語なのでスラスラ読める。まだ序章。

鋼の錬金術師(FULLMETAL ALCHEMIST)を再読し始めた。
中学校のころ途中まで読んで結末知らなくて、美しく終わるとのことなので人生でいつか読めるといいな〜と思っていたのだった。(ざっくりした願望!)
子どもの頃は特に何も考えず読んでいたけど、今読むと絵がうますぎるし序盤から構成がかなり練られていて、漫画としてよくできてるな〜!と思う。難しい単語もあるが、最初のほうのストーリやキャラクターを知ってるのでとっつきやすい。

Stories of Nikkei Canadians

旅行に行くときのフェリーで見つけた本。これは大人向けだが、「明治期にカナダに移民してきた人ってこんな感じだったんだ〜」と、純粋に興味があるので頭に入って来やすい。
物語ではないので章単独だけ読んでも面白い。これもまだまだ序章。

ほかにも地方紙のフリーペーパーとかも読んでいる。当たり前だが、自分に関係のあるもの・興味のあるものが読みやすいな〜と思う。



あとは最近、家の近くで図書館で予約した本を受け取れるようになったのがかなり大きい。

Amazonロッカーのようになっていて、図書カードをかざしたら蓋が開いて受け取れる。
これまで図書館行くのに電車かバスの距離だったのであまり使ってなかったが、かなーり気楽に予約するようになった。
ハガレン全27巻を毎回バスは大変すぎる……。


というわけで最近はあんまり本読めてなかったが、図書館フル活用して、もっと英語の本を読んでいけたらいいなあ。

TOEIC IPテストで830点取ったのと1年の英語勉強振り返り

2023年6月にカナダに来て、英語を勉強し始めてまる3年になった。
毎年の定点観測としてTOEICを受けているので、今年も振り返る。

TOEIC IPテスト 結果(1年前と比較)

Total:830(+120)
Listening:455(+50)
Reading:375(+70)

TOEIC300代でカナダに来て、いつかは800超えてみたい!と思っていたので良かった!
これまでは会場で受ける正式な(?)TOEICを受けていたが、今回はTOEIC IPテストを受けた。
TOEIC IPテストはこれまでは企業や学校でしか受けられなかったっぽいのだが、2026年4月からスタディサプリ経由でオンラインでいつでも受けられるようになった。
1時間で受けられるし3,980円と安い(カナダだと約15,000円)うえに、その場でスコアもわかるので、自分のように実力を測る目的ではかなりよさそう。
公式には通常のTOEICとスコア変わりませんよ〜とのことだが、スタディサプリ経由のやつはカンニングできてしまうので(してないよ!)、正式?なスコアとしていいのかはよくわからない。


やったこと

英語日記

2025年9月くらいから英語日記を書き始めた。
忙しい日は「I was busy.」だけでもいいし何なら数日書けない日もあっても全然いい、くらいの気持ちでいたので結構続いた。
書くことないなーという日はblueskyのポストの翻訳などをしていた。
書いた後にAIに添削してもらい、「文法間違いだけを正したもの」「ネイティブならこう書く」の2パターンを作ってもらった。

日記の内容で瞬間英作文(Anki)

英語日記で添削してもらったあとは、そのフレーズを覚えるためにフラッシュカードアプリ「Anki」に登録(表に日本文、裏に英文)して、手作り瞬間英作文として使っていた。
その日に日記に書いたことは「いま一番言いたいフレーズ」であるはずなので、それを覚えるのは日常英会話にかなり効果があると思うし実際役立った。
ものごとを覚えるのに、感情や情景が紐づくと覚えやすいらしいのでその点も良いと思う。

Ankiについて

Anki - powerful, intelligent flashcards

ひとことで言うとフラッシュカードアプリなのだが、ただ単語入力ができるわけではなく、表欄・裏欄に入れられる内容の自由度が異様に高い。(CSSとか使える)
アドオンも豊富で、私は英文の機械読み上げを音声データとして登録して使っていた。
1度覚えたカードでも忘れそうなタイミングでまた出てくるようになっているので無理なく覚えられる。(Spaced Repetition System)

ESL(語学学校)

2025年9,10月の8週間と2026年4,5月の5週間通った。
英会話は、英語テクニックのほかに「社交力」みたいなものが必要で、ESLは社交の練習にかなり役立った。自分のように内向的タイプだと第二言語で人に話しかけたり会話が崩壊するのが恐怖だったりするのだけれど、話す相手も第二言語なのでそこまで緊張しないというか……。そもそもの英語テクニックを上げるには効率悪い気もする。
それはそうと、日常の中に社交の時間あったほうがQoLあがるな〜!疲れるけども!

逆転裁判を英語で110時間

こたけ正義感の「逆転裁判」実況をたまたま見る機会があり、そういえば中学生の頃に欲しかったな〜と思っていたらSwitchでしかも英語でできることが判明。1,2,3のセットで安くなっていたので即買った。
見事にのめり込み毎晩2時間くらいやってて合計100時間を超えた。のめり込む効果というのは凄まじく、正直これで英語読むのかなり早くなったし、文の構造把握スピードも上がった?からか、リスニング力まで上がったかもしれない。

英語でYouTube見る

この段階になると英語のYouTubeがそこまで苦労せず見れるようになるので、ジムで歩きながら見たりしていた。
以前はNetflixでドラマ見てたりしてたが、10〜20分で見れるYouTubeが手軽でいいなーと思うように。
「ジムで歩くだけ」というのも「英語動画を集中して見る」のもそれなりに退屈なので、両方を組み合わせて退屈さを中和してしまえ!という形。

CELPIP勉強

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能を測るテストで、ESL1回目の成果確認と永住権申請のポイント稼ぎのために12月末に受けた。11,12月はほとんどCELPIPの勉強をしていた。結果はぼちぼちだったが、会話の型覚えたりするのはまあまあ役立ったと思う。

今後の1年

リスニングがまあまあ聞こえるようになってきたのであとは会話練習あるのみ!という感じになってきた。
英語日記&暗記はかなり良いので今後も続けたい。
6月くらいから体調を崩してて勉強ストップしてるので、体調が良くなったらまたがんばりたいな〜。

タイムライン
  • 2025年 7-8月:カランメソッド結構がんばってた
  • 9-10月:ESL1回目、英語日記始める
  • 11-12月:CELPIP勉強、逆転裁判やりはじめる
  • 2026年 1-3月:カランメソッド、毎日ジム行ってYouTube見るように
  • 4-5月:ESL二回目
  • 6月〜:お休み


1年目
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2年目
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朝井リョウ著の小説「イン・ザ・メガチャーチ」感想、同じ時代の同じ風景を本を通して見る面白さ

話題になってた小説「イン・ザ・メガチャーチ」を読んだので素朴な感想箇条書きです。

本の感想

  • 私は筆者と同世代であり、同じ時代の同じ風景を見ている!というメタさがおもしろかった。そして同じ事象を体感しているはずなのに、こんなに深く解釈できるのだなと驚いた
  • 2025年9月に出版されていて、わりと「1,2年前のあの瞬間」という感じが強くあった
    • もし2026年3月の今この瞬間に書かれていたら、登場人物の澄香はきっとガザやMBTIのことだけじゃなくて、AIのことも考えていただろうな〜などと空想した
  • 思い出されるのは、自分自身もかなりのめり込みブログにも書いた「日プ3」と、同じく2023年に記事を読んで知った「三浦春馬陰謀論」である
    • 日プのティッシュ配りとか、三浦春馬他殺説の支持者は氏の死後にファンになった人もいるとか、かなり細かいところまで出てくるな〜と思った
    • 私自身も「ファンの熱量の高さ」に触れたりしたのだが、それをここまでのボリューム感で表現できるのが素朴にすごい…
  • 同じ2023年の出来事だけど、推し活と三浦春馬陰謀論がかなり俯瞰して見ると同じ事象であるなんて考えたこともなかった
  • 本の中で「視野狭窄」という単語が17回出てくるように、最初から最後までものごとの捉え方の話が続くのがおもしろかった
    • 例えばものごとをカメラのレンズに通して見るとして、拡大してみるのか縮小してみるのか、そのズーム具合が物語の中でかなりナチュラルにスムーズに切り替わる
  • 物語に支配されないように気をつけよう!ではなく、視野を狭めているその瞬間に起こることを、解像度高く表現してるのが良かった
  • ラストに向けて盛り上がっていくのが、素直にプロの小説家すごすぎる…と思った(素朴すぎる感想…)

考えたこと

  • ある意味ノンフィクション(ルポ)にもなり得そうな内容なのだけれど、事象の羅列ではなく、それぞれが関連した物語になってるからかそ心に響くのだな
  • そしてけっきょく物語に面白さを感じてしまう自分なのであった
  • ホモサピエンス、物語好き過ぎる
  • 理不尽に耐えられないホモサピエンス、物語を求めがち
  • 物語が好きな種が進化の過程で生き残ったから、物語に惹かれてしまうの仕方ないんだろうな
  • 子育てはかなり俯瞰してみると推し活と同じ、と思ったりするのだが、人間の一日(一生)は「これ」と決めたことに忙しくしてないと長過ぎるよね

一時帰国は贅沢品なのか

2026/2/12から2/25まで日本に一時帰国した。前回は2025年3月に帰国してたので11ヶ月ぶり2回目。
正直チケットを取った時は「1年前に行ったばかりなのに贅沢では…?」と思っていたが、本当に行ってよかったなーと思う。

人と会う

バンクーバーでは在宅勤務なので家族とだけで過ごす時間がものすごく長いのだけれど、日本では親や友人、同僚たちとたくさん話せてうれしかった。

フルリモートをしていてだんだん「自分がなぜ働いているのか」がわからなくなり、プロジェクトをまわす大変さをお金に変換しているような感覚になっていたが、久しぶりに同僚に会って、ちょっとした相談や雑談をしてると「仕事って本来は楽しい行為だよなー」というのが思い出せた。今回は普段やり取りしてるけど一度も会ったことのない方々にたくさん会えて、それも嬉しかった。かなり元気に前向きになれた。むしろフルリモートで働くなら、1年に1回くらいは会わないと信頼関係が薄れてやりづらくなってくるかも…。

子供

子と祖父母が一緒に過ごす時間を作れたのも嬉しかった。わたしの母はわたしの子供について「1年前とはぜんぜん違う!」と言っていて、1年のスパンで帰ってこれてよかったなと思った。2年空いてしまうともはや初めて会う人みたいになってしまうけど、1年だと地続きな感じ。

そして子供にも「日本は居場所のひとつである」というのを実感してもらえたと思う。子供は3歳の頃にカナダに来たので、生まれた国がどんな場所なのかだんだんわからなくなってくると思うのだけど、自分の国のひとつだ、と思ってもらえるといいな。

今回は何度か友人とその子供たちと会ったが、6歳なりにほかの子供と仲良くしたり喧嘩したりして、コミュニケーションのよい経験にもなったんじゃないかなと思う。

日本に行って家族以外のコミュニティと生活する中で精神的に成長したのか、カナダでもどことなく自信が出てきたように感じる。

病院系

歯のクリーニング・マウスピース作成、眼科受診、婦人科ドックに行った。今は具体的に具合の悪いところがあるわけではないけど、長い目でみるとちょこちょこ検査しておくのは大事だなあと…。歯のクリーニングは毎回行きたいところ。

時期について

2月の旅行閑散期ということで、まちが落ち着いていたりホテルや航空券が安くて良かった。いっぽう子供の学校を休む期間が長くなってしまったのは微妙。(子供の学校の4連休に合わせはしたが)花粉シーズンに被ったのもつらかった…。
3月に入ると子供の学校の春休みがありその分の学童代などを考えると、去年の1回目の一時帰国のように春休みに合わせてもそこまで総額は変わらないかもしれない。今回は直前に日本行きを決めた形になったが、かなり前もって長期休みに合わせるのがやはり良いんだろうな〜。バンクーバーの冬(とくに12月末の冬至周辺)が苦手なので、その時期に帰れるといいのだけれど……。

かかったお金(最低限)

ZIPAIRのセールがあり、復路は大人片道3.3万円、子供は1.3万円と一番安いものが買えたのはよかった。(往路はもう少し高い)東京と関西の往復や成田に1泊したりして、少なくとも15万円くらいはかかっている。そこに受診代や日常の服やら化粧品代、お土産代が加わるがこのあたりは生きるために必要な経費ということにしておく…。

七五三もやった

お金はかかるけどそれ以上に得られる物が多いなと実感した一時帰国だった。自分の居場所がちゃんとあるというのを実感できたのが嬉しかった……。
特に子供が幼いうちは学ぶことも多く、人格形成への投資とも考えてできるだけ帰れるといいなと思う。

カナダに来て2年半たった。

2023年6月26日にカナダ・バンクーバーに来て2年半がたった。今の素朴な気持ちをざっくり残しておこうと思う。


ESL(語学学校)に通った

9月から2ヶ月間、ESLに通った。正直もっと早く行っておけばよかった〜!英語って知識や能力のほかに度胸や慣れが必要だと思うのだけど、その度胸が少しついた。
30歳以上限定のクラスに通っていたのだが、かなり居心地がよかった。ダウンタウンに通い、様々な国から来た人と話した。バンクーバーに来てからいちばん「バンクーバーらしい」と思った2ヶ月間だった。毎日刺激的で日常に彩りがあった。

しかしながらこの2ヶ月は楽しくも忙しすぎる日々であり、精神的には元気だが体力的には厳しかった。通学1時間、授業3時間、子供の学校送迎、子供の習いごと送迎、仕事を並列処理でやっていた。(仕事も面接・研修などがあり超忙しかった)
また、今持ってる英語の語彙を素早く出し入れする練習はできるが、引き出しの中身自体はそんなに急には増えないので、表現を増やす過程も必要だな…と思った。両方をバランス良くやるのが大事。

CELPIP(英語のテスト)うけた

ESLが終わって、いったん英語力を測っておくか〜!と思ってCELPIPというカナダでの移民申請に使えるテストに申し込んだ。テスト駆動勉強というか、申し込んでしまえば勉強もはかどるかな…?という期待を持っていたが思いのほかCELPIP用のスピーキング練習がつらく、テストまでの2ヶ月弱は精神的に弱ってしまっていた。モチベーションのためのテストのはずが逆に効率が落ちることに……。やはりある程度楽しい(せめて苦じゃない)方法じゃないと続かないのだな、と実感した。

テストは12/27(土)に受けて、12/30(火)の明け方には結果が出た。素早い。

Listening: 6
Reading: 6
Writing: 8
Speaking: 5

Speakingに関しては結構黙ってしまったのでもっと悪いかと思ったけど、意外と良かった。対策を通じてテストの形式自体は理解できたものの、こちらもESLに通っていた時と同様にもっと根本的な会話表現の積み重ねが必要だと思った。

初一時帰国

3月末に3週間ほど日本に一時帰国した。1年9ヶ月ぶりの日本だったが、特別な感慨深さはなく、逆にカナダにいたのが長い旅行だったのか?というような不思議な感覚だった。それくらいいつも通りの日々だった。
自分のことはさておき、子供と自分の親とが過ごす時間をもっと持ちたいと思った。たった3週間だったけど、子供の語彙が増えたことに驚いた。

冬がつらい

もう3回目のバンクーバーの冬だけど、相変わらずつらくて仕方がない。雨と寒さがつらいというよりかは、朝の暗さが問題な気がしている。日の出が8時すぎに対して、7時に起きて真っ暗な中で子供の弁当作りをしているうちに体内時計がおかしくなるというか……。(日本に置き換えると、真冬の朝5時の真っ暗さの感じ?)

35歳になった

これまで年を取ることに特別な気持ちはなかったが、35歳は違った。これまでは人生の加速度がプラスだったのに、35歳を機にマイナスに転じたような感覚がある。白髪が生えてきたり、生理周期がだんだん乱れ始めるような目に見える老いと、もうこれ以降は安易に転職できないのではないかという目には見えないリミットの両方に追いかけられている感覚がある。

仕事・日常

基本的に朝子供を学校に送り、その後は基本的に家族としか会わないのがやはりつらい。毎日同じ日の繰り返しをしていたらあっという間におばあさんになってしまう怖さがある。ESLに通っていた時期はあまり感じなかったので、自主的に新しい情報を摂取していかなければ、と思っている。

一時移民という立場

いまは「一時的に滞在している」という状況でカナダに住んでいるのだが、当たり前だけど立場が低い。
11月の免許更新時にビザの残り期間が少なくて、ペラペラの仮免許のような紙になり写真付きの身分証が1つ減ってしまった。そしてその後ちょっとショックな出来事があり、少し落ち込んだことがあった。
これはきっかけにすぎないのだが、「現地に馴染もうとしない移民」として扱われないために、ナメられないために、もう少しカナダにいる人っぽい風貌にしようと思った。カナダに来てからも京都に住んでいた頃と全く同じ「前髪ありのショートヘア」していたが、バンクーバーでそういう髪型をしているのは「外からちょっとだけやってきてる人」だけなのである。好んでいたスタイルを変えるのは悲しいことであるが、同時に不当に扱われないためにできることはしたい。日常の中で「自分が浮いた存在だからこうなっているのか?」と思うことをなくしたい。(こう書くとネガティブな印象だが、実際はちょっと試してみるか!くらいの気持ち)
そして相変わらず忙しい。頼れる親戚や資産も何もなく、フィクションに出てくるずっとあくせくしてる移民一世らしさを自分に感じる。



今はだいたいこんな感じ。毎年1年先のことが未知すぎる。果たして来年の今頃は何をして、何を感じているのだろうか……。

1年目
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2年目
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オンライン英会話でカランメソッドを8ヶ月やってTOEIC710取った

2023年6月にカナダに来て、英語を勉強し始めて2年になる。
去年の今頃にも1年間を振り返っていたので、今年も振り返っておく。

TOEIC L&R 結果

1年前に受けたTOEICスコアが635、そして今回は710だった。(2年前は365)

Total:710(+75)
Listening:405(+55)
Reading:305(+20)

やってたこと:ひたすらカランメソッド

2024年10月から約8ヶ月弱オンライン英会話のQQ Englishでカランメソッドという英語学習法をひたすらやっていて、これが自分にはかなりあってた。
形式はシンプルで、先生が出してくれた質問を用いて返答文を即座に組み立てるだけ。

例えばこんな感じ。

先生:Would your English get better if you stopped studying?
生徒:No, my English wouldn't get better if I stopped studying. ←答えは決まっていて、一言一句違わずに言う必要がある

もはや会話ではなく、かなり簡単に言うと「先生の前で高速に瞬間英作文を披露する」という感じである。一言一句違わずに聞き取り、そこそこ長い文章を発話する必要があるので良いトレーニングになる。この形式で文法も勉強する。

カランメソッドを始めてから体感としてもかなり聞き取りができるようになったのと、なんかよくわからないがなぜか口から英語が出る!みたいな現象が起きてるので概ね満足している。単調だけど私は不思議と飽きない。毎回達成感があるのも良いなと思う。

ちなみに平日はできる限り毎日、復習1時間とレッスン25分やってました。

よくできてるなと思うところ
  • レッスン外で復習することを前提にカリキュラムが組まれている。レッスンの最初の15分は前回の復習で、この時間を完璧にこなしたいというモチベーションで自習できる。
  • 教材自体は独学でもできる内容だけど、生身の人間(先生)と対面でやる緊張感や責任感からやらざるを得ない環境が作り出せる。
  • とりあえず復習さえやっておけばOKなので「今日の題材何にしよう…」「この勉強法でいいのかな…」などを考えるストレスがない。予約さえ取ったらあとは自動的に勉強できる。
  • 答える内容が決まってるので、「どう答えるべきか」を考えなくて良い。(内向的なタイプなのでこれがかなり助かった…)
  • 一般的な会話練習だとよく使うフレーズに偏りがちになるが、ありとあらゆる言い回しをひたすら学習・練習できる。
  • 週4以上受講が勧められているので毎日やるモチベーションになる。(週1,2だとあまり効果出ない)

例えて言うと、パーソナルトレーナーを付けてやる筋トレのようなものだな、と感じている。筋トレは一人でもできるけどモチベーションを保ったり追い込むのが難しい。でも生身の人間が見張っている環境なら続けられたりする。アプリやAIでも英会話はできるけど、ほどよくプレッシャーや責任みたいなものを感じるには人間がやってるオンライン英会話がいいなーと思っている。(まあパーソナルトレーナーやったことないんだけど……)

微妙かも…と思うところ
  • 合う人と合わない人の差が大きそう。私は自由に話さないところがよいと思っているので良いが、会話を楽しみたい!という人にはかなり退屈だと思われる。
  • 自分の考えを伝える練習は別途必要そう。
オンライン英会話:QQ English

カランメソッドをオンライン英会話で受講しようと思うとQQ EnglishかNativeCampのどちらかになると思うが、私はQQ Englishを利用していた。
色々なオンライン英会話を利用したことがあるが、QQ Englishは2週間先までならポイントが残ってる限り何回でも予約できるのが良いなーと思う。(1回先の予約しかできないところもある。)
あとは無料キャンセルが12時間前までなのが個人的には良かった。(デメリットとも言える)ほかのオンライン英会話だと直前でもキャンセルできてしまうので、ついつい1時間前に「今日は調子よくないしやめとこう……」ってなってしまっていたので……。

↓紹介コードを置いておくので、カランメソッド気になった方はぜひ
QQ English
月8回コース/5,480円(税込)が初月無料・アマギフ2000円とのこと

他にやってたこと

  • 2024年6月〜7月:DUO3.0の音読とか
  • 2024年8月〜9月:忙しくてあんまりできていない…
  • 2025年3月下旬〜4月上旬:日本への一時帰国で勉強お休み
  • 2025年5月:TOEIC一ヶ月前だけ金フレ&abceedを追加で1日15分くらい

TOEIC受けた感想と今後

  • Listeningがめっちゃ聞こえるようになった!1年前は「内容はわからんがなんかWhenって聞こえたから時間っぽいのを選んでおくか」だったが、今回はだいたいざっくり理解できた。
  • 去年より集中力が落ちた気がする…。
  • 通しで過去問を解く、みたいなことをしてなかったので時間配分よくわからなかった。初歩的〜
  • Readingはほとんどなんもしてないので、本とか読んだほうが良さそう。
  • TOEIC800を目指したい気もしつつ、そろそろSpeakingもあるテスト受けるべきか…。
  • 話す練習をしたいのでそろそろ語学学校に行ってもいいのかなーと思っている。

カナダのTOEIC結果は郵送のみ。去年はテスト受けて2週間で届いたが今年は約1ヶ月かかった……なんでなん?

お気に入りの飲食店のオーナーが店を辞める。

昨日は子供のキンダーの最終日であり、同時にカナダに来て2周年の日でもあった。

◇

カナダに来る前の京都に住んでいた頃、家の近くにあったバインミー屋さんのことが大好きだった。
そしてバンクーバー都市圏にやって来て、このまちでも好きなバインミー屋さんが見つかるといいなと思って最初に行ったお店があった。
とくに期待していなかったけど、そこがとてもおいしくて、すっかりファンになった。それ以来夫とともに1,2週間に1度くらいは食べている。ベトナミーズの店主も、気がつけば我々のことを覚えてくれたようだった。

昨日、ランチに頭に浮かんだのはいつものバインミー。子供の夏休みが始まる前に食べておくか〜というくらいの軽い気持ちだった。
そして夫もなぜか「今日はバインミーだ」と思っていたようで、流れるようにいつものお店へと向かう。店頭に貼られていたのは「事業譲渡します」の紙だった。

店主に詳しく話を聞くと「先のことは決めてないけど、もう10年やったから新しいことをしたいから店を引き継ぐ」とのことだった。
我々はいつも通りのメニューを食べて、2度も握手して、感謝を告げた。

これまでそんなに深い話をしていたわけではないし、ていうか私はほとんど話してなかったけども、それでも自分でも気づかないうちに「今までありがとう!」と言えるような関係性になれていたのが嬉しかった。これが2年という年月なのだな。

この日、なんの気無しにバインミーを食べに行ったけど、あと1日遅ければこの店主にさよならを言えなかったことを考えると、本当に間に合ってよかったと思う。
それが子供のキンダー最終日で、カナダ2周年の節目の日だったとなると、なんとなく運命的なものを感じてしまうのだった。

つい一年前には「カナダに対する気持ちはフラット」なんて思っていたけれども、最近は自分の街のことけっこうええやん!って思うことが増えてきた。
やっと文化や言語に慣れてきただけかもしれないけど、こうやっていつの間にか馴染のお店ができていたからなのかもしれない。

◇

バインミー屋の店主の話に戻ると、とくに寂しい・残念だという気持ちはなく(飲食店ビジネスの事業譲渡なのでお店自体は続くし)、ただただ元気であってほしいな、と思う。カナダを離れて私の想像も及ばないことをするのかもしれないし、案外すぐ近くにいるのかもしれない。他人の人生を考えるときに広い世界にまで思いを馳せてしまうスケール感はカナダならではだな、と思う。

10年やると別のことをしたくなってくるよね。私自身も京都に10年住んで働いて、そろそろ満足したから別の世界を見てみたい、と思ってカナダにやって来たわけだし。

そうなるとカナダに住むのもなんとなく10年くらいになるのかもしれないな。まあ、ビザ的に住めるかどうかはさておき……。


筆者:yulily(ゆりりー)
2023年6月末から夫と娘(2019年生まれ)でバンクーバー郊外に住んでいます。
ブログでは子連れでの海外移住やカナダでの暮らしのことについて書いています。

入れないと思っていた学童に入れることになった

2月から子どもが学童(after-shool)に行き始めた。

子どもが8月で保育園を卒園し、9月からはキンダー(プレ小学校のようなもの、学年でいうと年長)に進学した。キンダーの授業が終わるのは3時。学童には空きが無く、3時以降は習い事をしたり、家で過ごしていたのがこの数ヶ月だった。

子どもが生後8ヶ月のころから保育園に入れてフルタイム勤務をしていた私としては、「3時すぎに帰って来る子どもと何したらええんや……」と呆然としていた。しかしながらだんだんと慣れてきて、公園に行ったり料理したりして過ごせるようになってきた。「こんなふうに子どもと2人でまったり過ごすのも悪くないのかも…」と思っていたところに、学童から「空きが出た」との知らせが入った。



最初にこの知らせを聞いたとき、素直に喜べず少し戸惑った自分がいた。ある意味で、この新しい生活リズムに快適さと、薄っすらとした幸福感を感じ始めていたところだった。学童は数年は空きが出ないと聞いていたので、「子どもは家でゆっくり過ごしたほうが幸せ」ということにして、自分をなんとか納得させていた部分もある。(実際、今回学童に入れたのは本当に偶然入れた、という感じである)

そんな感じでうっすらと釈然としない気持ちを抱えていたものの、週末に公園でたまたま子どものクラスメイトに会い、ものすごく楽しそうに走り回る子どもの姿を見て考えが改まった。「5歳は、5歳同士のペースで遊ぶのが楽しいんだろうな」と自然に思えた。

思い返すと自分が小1くらいの頃は暗くなるまで友達と外で遊ぶことも多かったが、カナダの子どもは親同伴じゃないとどこにも行けないので不自由そうだな、と思っていた。だが学童ならそれができる。少し年上の子どもたちと接する機会ができて良い刺激になりそうでもある。

それから、私がカナダに来てフルタイムの仕事からパートタイムにしたのは他ならず言語習得のため、というのを思い出した。
もちろん子どもと過ごす時間は尊いが、私がカナダに来た元々の目的は英語を習得すること。それが9月以降は英語の勉強をする時間が取れず、「私はこのまま英語が話せないままなのか……。」と焦りを感じていたところだった。学童を利用すれば、その時間はまるっと勉強に当てられる。



そんな感じで学童に入って1ヶ月。今のところは楽しく過ごしていそうで安心している。
私自身はさっそく勉強時間を取れるようになって生活のバランスが取りやすくなった。精神的にも元気になり、前よりも子どもにも優しくできるようになった。今後もし子どもが小2くらいになって、家でゆっくり本読んで過ごしたい!と言うのであれば、そうするのもいいかもしれない。が、今のところはこの生活が一番快適かな、と思っている。

写真は全然関係ないけど「どうぶつの森」で私宛に書いてくれた手紙