2016-01-01から1年間の記事一覧

坦々ポテサラという暴力について

ポテトサラダが大好きだ。ジャンルを問わず、あらゆる居酒屋に置かれている。オーソドックスな大衆居酒屋から、ちょっとこじゃれたビアホールまでカバーする。そのカバー力の高さは、ギャル系からナチュラル系まであらゆる系統の女性から好かれるきれいめカ…

呪いになる言葉

note.mu これを読んで思い出したこと。そういえば、子どもの頃はじぶんのことを救いようのないブサイクだと思い込んでいた。いつのころからか親にそう言われていた。父はわたしの似顔絵をよく描いていたんだけど、そこにはお世辞にも綺麗とは言えない顔の像…

タイでゆったり過ごした4日間

四条烏丸の西にあるパクチーで食事をしていると、タイへの旅のポスターが目に入る。冗談交じりに「行く?」なんて言いながら、手持ちのあいふぉんで「タイ 旅行」と調べると、雨季の明けた11月が過ごしやすい、という情報が手に入った。それでは、ということ…

26歳になった

さて、今日で26歳です。毎年自分の誕生日にブログを書くようにしているので今年も書きます。昔書いた日記を読んでみると、その時考えていたことが手に取るようにわかって楽しい。昔と変わらないようでいて、全然違っていたりする。数年前の自分の感性がずい…

東京に行ってた

金曜日に「デザイン山アワー」というイベントがあったので、東京に行ってた。土曜日にちょっと観光して帰って来た。 デザイン山アワー 受付をペパボのみずえちゃんと。みずえちゃんとは大学時代に就活で知り合った友達。説明会のときにたまたま隣に座ってい…

大文字山まで走りにいった - トレラン練習 2,3週目(9/19〜10/2)

大文字山を登って蹴上に降りてくるルートを走った。 大文字山はすぐに登れるのに京都を見渡せて楽しい。大学時代から何度も何度も来てる。自転車ですぐ行ける場所に手軽な山(丘?)があるのもいい。大文字山を走ったのは二度目だったのだけれどバテバテで前…

トレラン練習 1週目(9/8〜9/18)

トレランの大会にでることにしたので、それに向けて現状をちょくちょく書いていこうかと思います。1週間とは?という感じですが、とりあえず日曜日でキリがよいので。 靴を買った ALTRAのローンピークというもの。芦屋にあるSky High Mountain Worksに行って…

トレランの大会に出ることにした

12月に京都で行われるトレランの大会に出ることにしました。距離は30kmで、累積標高も低く比較的初心者向け、とのこと。 もともと自然の中を走るの気持ち良さそうだなあと思って気になっていたのと、朝走るモチベーションになるようなイベントがあるといいな…

秋の隣で

8月31日というのはなんだかずるい。字面がまずずるい。こちらの気持ちなんておかまいなしに「夏」の終わりはここです、と、宣言しているかのようなずるさ。それでいて、実際は夏なんだけど夏じゃないようなおかしさもある。朝晩なんかは涼しくて、薄手の毛布…

味噌汁が好きだ

味噌汁が好きでよく作っている。半年くらい前までは出汁をとったことすらなかったのだけれど、すっかり夢中になってしまった。今では冷蔵庫に味噌を4種類ストックしているくらいだ。こないだ飛騨に行ったのだけれど、自分へのおみやげには迷わず味噌を買った…

今宵堂の千鳥皿

四月にお皿を注文した。「今宵堂」さんの「千鳥皿」というお皿である。 今週の頭に焼きあがったという連絡が来たので取りに行った。一枚でも良いけど二枚ならべると夫婦のようでまたかわいい。 何を乗せると引き立つかしら。今宵堂は酒器をつくる工房だから…

名前をつけてやる!

スピッツに、あんにゅいな猫がジャケットになっている「名前をつけてやる」っていうアルバムがある。このアルバムに入っている「名前をつけてやる」っていう曲ががすごく好きだ。ことばをころころ転がすような歌詞がいい。それで、この曲が原因かはわからな…

こんな日はデルタに行ってしまう

今週はちょっと大変な一週間だった気がする。お昼過ぎに胃がいたくなるとか、食欲が湧かないとか、微熱が続くとかそういうの。木曜に目が見えにくくなったり、金曜にヘトヘトになったりで、ちょっと休憩しようかなあと思った。精神的にはずいぶん元気になっ…

雨とドビュッシー

夏の朝はどうしても早くに目覚めてしまう。大音量で蝉が鳴いていたりして威力全開だ。汗びっしょりで、自分が持っているエネルギーを感じる。なんだかさっぱりとしている。何もしていないのに、ジョギングのあとみたいだ。生きている、さあ今日も一日が始ま…

電話したくなることがある

電話はなんだか、暴力的な感じがする。不連続。それまでの日常なんておかまいなしにコール音が鳴る。家で本を読みながらゆっくりしてようと、居酒屋で友人と近況報告していようと、帰宅の電車についていようと関係ない。あ、電話だ! って思ってびっくりする…

七夕のふつうの日

目が覚める。汗はびっしょりだけど、さわやかな気持ち。暑さのせいか、朝はすっと起きられる。先週買った花がついに落ちてしまったので、フラワーベースを洗った。花がこんなに楽しいものなんて知らなかった。ユリの季節が終わらないうちに、また買って来よ…

花の蕾が開くまで

蕾のある花を買った。大事に家に持って帰って、花器に移すとき、わたしは太宰治の「晩年」の書き出しのことを思い出す。わたしはこの「葉」の一文が好きでたまらない。 死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。…

雨の匂い

京都へ向かう電車の、一番うしろの車両で、母親にはLINEを、父親にはメールを書いていた。今日の出来事を伝える。「さっきお母さんから聞いたんだけど…」という、十五分前に母親に伝えた内容を引用する父親の文面。二人とも同じ場所にいて、それぞれに違う文…

水無月

あたらしいアクセサリーを初めてつけて行く日は、いつだって特別で、なんだかうきうきとしてしまう。ちょっとだけ早起きをして、ちゃんとお化粧をして、髪を巻いて、コンタクトをつける。どこにも行く予定なんてないんだけどね。ショーウィンドウのガラスに…

赤丸

LINEの赤丸はいつでもうれしい。LINEには、変なスタンプを送りあってもいい関係の人しかいない。今日買ったもの報告とか、グループで旅行に行く計画を立てるとか、親からのおでかけのお誘いとか、そういうの。そんなの良い知らせに決まってる。Facebook Mess…

休息

1ヶ月前くらいからバランスを崩し始めて、なんだか落ち込むようだった。よくわからないが不安感があり、ウワーとなって、その不安を埋めるように酒を飲んだ。缶をあけるときのプシュという音が好きで、その音を聞いてると、久しぶりに楽しくなり、飲み過ぎて…

はずれの数字

炭酸が飲みたくなって自販機でジュースを買う。商品を取り出すと、ピピピピピという音がする。スロットがついてて、当たりだったらもう一本貰える自販機ってあるでしょ。どうやらそれだった。四桁の数字が光る。「111…」まで出ている。最後の一桁、1が出るか…

なんでもない瞬間に名前をつける

スケロク君という人がいる。なぜスケロク君と言うのかは知らない。かれが「ゆりりーさん(私)におすすめの本があるので今度あげます」というので、楽しみに待っていた。自由律俳句の詩集だった。それは、「カキフライが無いなら来なかった」という本である。…

箱と花

祖父の箱に花を入れるとき、その強さに驚いた。生花を扱うときはいつだって、繊細なものとして扱っていた。壊れてしまわないように。散ってしまわないように。ていねいに、ていねいに。だから、わたしは花の生命力のことを知らなかった。握ってみてはじめて…

映画『ノーマ、世界を変える料理』を見た

www.noma-movie.com京都シネマで上映してたものを見に行った。今の自分にとっては凄く元気の出る映画だった。「良い作家はたくさんの語彙やそれを使うための言葉を知りつくしているのと同じように、良い料理人は食材を知りつくしている」みたいなフレーズに…

その行為に「嬉しさ」はあるか

わたしは、小さい頃から一度たりとも部屋を綺麗に保てたことがない。根っからのクズか、それとも片付ける能力がないのかはわからないが、とにかく整理整頓が苦手だ。それで、週末ちょっと花を買ってみて、花は綺麗なのに部屋が汚いと元も子もないな、と思っ…

バランスを崩している

2週間ほど、落ち込みが続いている……。 何かひとつがうまくいかなくなると、とたんに全てのバランスが崩れてしまうような、そんな感じ。 忙しくしない、新しいことを始めない、失敗するかもしれないことは避ける、完璧を目指さない、みたいなのを地道にやって…

フーフのロール

「夫が居間で客人の相手をしている横で、妻は台所で料理の準備や後片付けをする」昔ながらの夫婦感というと、こんな感じだろうか。「男女平等」という教育をされて育ったわたしは、この価値観がよくわからなかった。不公平感というよりかは、「女の人はなぜ…

いちばんいい時間

それなりに楽しいものとか、インスタントにきれいなものとか、あとは大人数で体験したもの、体験できるものなんてのは、SNSにあげちゃう。いい思い出だなあ、って。SNSに楽しかった!って言ってできるコミュニケーションだってある。そうやって、じわりじわ…

みずみずしい言葉

ことばがいちばんみずみずしいのは、恐らくはその瞬間ではないか。 何を言っているの?って感じだけど、いまこうやって東京の地下鉄をウロウロしながらぽちぽちと文字を打っている間にも、情報量はどんどんと減っていって、それが惜しい。 そして、この世の…