夏休みをとって大人だけの時間を満喫した。

夏休みを取って夫と二人で遊んだ。仕事にも子どもにも追われない休日というのがものすごく久しぶりで、二人で過ごしたこと自体に感動してしまった……。

わざわざ休みを取って見に行ったのは「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の劇場版である。わざわざ。子どもが見るかな?と思ってなんの気なしに見始めたけど、大人がハマっている。何なら子どもがいるときに見ると「遊んで遊んで〜」とジャマされるので録画して子どもが寝たあとに見ている。

映画自体は「仮面ライダー」のほうがメインで、ドンブラザーズはわりとあっさり終わった。ちょっと長めの悪夢(褒めてる)って感じだった。魅力を一言で説明するのは難しいけど、ちょっとしたセリフまわしとか、「戦隊モノってこんなもんでしょ」っていうのを外してくる感じとか、やたらめでたい演出の数々に毎回ニッコリしてしまう。初見では「なんじゃこりゃ」って感じそうだけど、続けて見るとクセになってくる。スルメのような作品……。

続けて仮面ライダーも見た。大ピンチを救うキモのシーンなのに奇跡が起こって助かる、でもちゃんと説明はされない、みたいな感じが続く。
子供向けだから画面の「絵」重視なのだろうけど、それにしてももうちょっとなんかあるやろ、みたいな。
逆に、めちゃくちゃで基本的にストーリーに説明のないドンブラザーズがあそこまで面白いのはなぜなのかじっくり考えるきっかけになった。たぶん、めちゃくちゃな中にも秩序があり、その軸はしっかりありつつも遊ぶところは遊ぶ、みたいなのがうまいのではないかと思う。東映ブログとか読んでても、こんな細かいところまで考えてあるんだ!と感心してしまう。



昼食を食べて午後はゴールデンカムイ展に。資料の数々がすごかった! キャラクターごとのマキリ(アイヌの刀)の実物が展示してあり、細かい模様や大きさや形状の違いに驚いた。
それはそうと、来場者の多さやファンの熱量に感心してしまった。メジャーな漫画ってこんな感じなんだな〜。


I took a summer vacation and enjoyed the adults-only time.