ワラーチを作った

書籍「BORN TO RUN」に出てきて、気になり続けてたサンダル「ワラーチ」。ルナサンダルはちょっと高いし、自分で作るのはハードルが…と思っていたところでワラーチ作りのイベントがあった。今の会社はコワーキングスペースの固定ブースに入っているんだけど、そのコワーキングでは時折こういったイベントが開かれる。(ひとつ前は、手打ちうどんがふるまわれる会だった。)

作り方は簡単で(と言いつつ自分ひとりだと難しそうで)ゴムのような靴底に自分の足型を取り、穴を開けて、真田紐を通す。結び方が結構難しいけど、そこは見よう見まねで。一度作ってしまえば二足目三足目は自分でも作れそうだ。他の参加者のを見ていると、足の形、左右のくるぶしの位置、指の長さなどなど、人によって全然違っていることに気がついた。そうか、わたしの足って幅広なんだな。

BORN TO RUNによると、運動靴のクッション性を頼りに踵から着地する走り方は膝への衝撃が強くかかるようで、足を痛めやすい。いっぽうでソールの薄いワラーチだと衝撃がダイレクトに来るので、足裏の前の方でそーっと着地するようになる。なのでワラーチで歩いたり走ったりしていると、自然と膝に負担がかからないフォームになるらしい。…まあわりと半信半疑の信がやや強めくらいなんだけど(笑)、登山での下山中にできるだけ衝撃を与えずにそーっと下ると膝の痛みがましだったので、ショックを与えないようにするのは良さそうに思ってる。

いきなり慣れないフォームで走り始めると足に悪そうだから、土日はワラーチで鴨川を歩くところから始めてみた。土や草、アスファルトの凸凹が足の裏に直接伝わって楽しい。散歩の情報量が一つ増える。普段どおり歩くと踵への衝撃が強くて体に響く感じがするので、自然と足の指と付け根を使うようになった。指の付け根部分の筋肉が鍛えられそうだな。


……効果はこれから試していくとして、好きな色の紐を使って手作りというのはなんとも嬉しい。玄関に置いてあるのをちょっと眺めに行ったり。こちらからはめったにメールしない父に画像を送ってみたりした。自分の足に合わせた世界に一つだけの靴。この夏はワラーチばかり履いてるかもしれない。


BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族

BORN TO RUN 走るために生まれた ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族"

山田 ビブラムシート 8338 黒 2枚入

山田 ビブラムシート 8338 黒 2枚入


ワラーチ作りはだいたいこんな感じ…。
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