「里山に生きる「圡樂」の食と暮らし」を読んだ

窯元である「圡樂」での暮らしをちょっと覗いてみるかのような本。畑から野菜を取って、それを料理にする。四季のエピソードと食材を使ったレシピが掲載されています。最初に本をペラペラとめくったときは「普通のレシピ本なのかな」と思ったけど、エピソードを読んだ後にレシピを見ると説得力がある。

季節ごとに食材のおいしさが違って、それを最大限生かすには自然とこうなった、というものがたくさん載っている。「暮らしていくこと」ってこういうことなのかも。普段わたしはネットで見たレシピをつくるためにスーパーに行って食材を買う。それぞれの行為は切り離されていたけれど、ほんとうはひとつなぎなのかもしれない。

里山に生きる「?樂」の食と暮らし

里山に生きる「?樂」の食と暮らし