「彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?」を読んだ

日本語のタイトルをどこかでチラッと見かけて、なんだか惹かれるものがあったので読んでみました。なんだか気になっちゃうことばの組み合わせです。読んだ後に英語のほうの意味もわかりました。なんてせくしーなタイトルなんでしょう。

いまよりかなり未来の話。SF小説です。人間を人間たらしめるのは何か? という話題について、主人公のハギリ先生に訪れるアレコレを通じてずーっと想像していました。シュチュエーションの面白さというよりかは、言葉選びや、登場人物の言動の推理を楽む感じ。

さいきんは実用書みたいなものばかり読んでたので、ひさしぶりの小説でした。実用書は、筆者の言葉をフンフンと全て聞き入れるのに対し、小説は、情景を思い浮かべながら「さっきの行動の意味は…」「もしかして最初に出てきたあれは…」などと考えて大忙しです。なれない運動をしたら、ふだんつかわない部分が筋肉痛!みたいなね。シリーズ二作目の「魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?」を楽しみにしつつも、小説は一旦休憩…。