ダサくないように生活する

わたしの知ってる素敵な人、学科の同期のあの子、会社の先輩のあの人。とっても垢抜けているんだけど、特別気取った風ではない。彼らの美意識は、どこから来ているのだろう?と考える。彼らのようになりたくて、持っているものを真似してみる。迷ったときは「あの子ならどれを選ぶだろう?」なんて想像してみたりする。けれど、いつまでたっても野暮ったいままだ。あんなふうになるには、どうしたらいいんだろう?そんなときにふとこれを読んだ。

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ああなるほど、素敵なひとたちは、ダサいところがひとつもない。彼らを思い返すと確かにその通りだ。いっぽうわたしはどうだろう。おしゃれなものを買ってみたり、気取った喫茶店に行ってみてもどうしても野暮ったいのは、それ以外がダサいからだ。

それからわたしは、毎日ひとつずつ「ダサい」部分をなおしていくことにした。一度に全部はできないから、少しずつ。まずは玄関先。靴箱がいっぱいで、入らない靴がたくさんだしてあった。これはダサい。18歳から履いてる靴はさすがにもう捨てて、季節物の靴はクローゼットにしまう。出しておく靴をひとつにすると、なんともすっきりとした。あとはシワのついた服にアイロンをかけてみるとか、ちょっと背筋を伸をばして歩いてみるとか、ほんとうにちょっとしたことだ。ちょっとしたことだけれど、いいことをしてる感がたまらなく気持ちがよい。美意識は、すぐには身につかないかもしれないけど、ひとつずつかんばってみよう。まずは部屋をダサくなくしなくちゃね。わたしの部屋はぜんぜん整理整頓されていないので、いったいいつになるかはわからないけど。