「超カンタン設定CD-ROM」が全然簡単じゃなかった

schooの授業が途切れ途切れになる!デザインの作業に支障がでる!ということで
親を説得し我が家もついにADSLから光回線になった、ヤッタ

光回線に切り替えたらIDとパスワードの設定をしなくちゃいけなくて、そういうの難しくて普通の人にはわからないから「超カンタン設定CD-ROM」という、簡単に設定できるソフトウェアがついてた
このソフトウェアの言う通りに進んでいけば設定ができている、というものである



設定してみて、PC一台だけなら接続できるけどルーターの設定がうまくいかない!!!というふうになった。
どうにもこうにもうまくできないからエンジニアの友達に相談しながらやってた
ルーターの前の設定が残っているからリセットしないといけない感じで、でもリセットしてもできなくて、何が原因かというと「超カンタン設定CD-ROM」で自動生成された設定が邪魔をしている、という感じだった。
「超カンタン設定CD-ROM」で自動生成された設定を消したらルーターうまく設定できた



今や携帯でテザリングとか、カフェにあるwifi使うとか、部屋の壁にコンセント感覚でケーブル差すとこついてるとかインターネット当たり前すぎてインターネットがどこからやってくるのかとかよくわかっていなかった
モデム的な何かがあればできるんやろ!みたいなメンタルモデルが悪かった気がする



ルーターとハブの違い 【図解・初心者向け】

上のページ読んでて少しだけ理解したんだけど、複数のPCでインターネットするには、一台のPCにIDやらを設定する前に、ルーターを介する必要があった
ルーター、無線とばすやつって思ってたけど、実際は複数台で繋ぐために必要なもの、という感じだった
前のADSLのONU(モデム)だとルーター内蔵だったからそのままでも複数台接続できるけど、今回の光のONUだとルーター機能ついてないからできなかった、という感じ
(ちなみに前はONU→ハブ→アクセスポイント付きルーター、という感じだったのでルーターが重複していてよくなかった、ということがわかった)
昔は有線がほとんどで無線LANを使ってみんなでインターネットするとかあまりなかったから、ADSLのモデムにルーター内蔵してあったけど、今は無線LANルーター使うのがほとんどだから、モデムにはルーター内蔵していないんだろうなと勝手に思ってた
(無線LANルーター使わない人は、そもそも複数のPCでネットしようなんて思わないだろうし)




「超カンタン」と謳われているにも関わらずできない自分は相当の機械オンチなのではないかと非常に落胆した一日だった
「超カンタン」を超カンタンに名乗るのやめてほしいと思う
「超カンタン」と言われた道を進むとより泥沼にはまるの、現代社会に似てて厳しい


そういうこと考えながらも、このCD-ROMはきっと「知識ない人でもクリックするだけで接続できるようにしてほしい」みたいな消費者からの要望を受けた会社の偉い人とかが、下のエンジニアとかに頼んで作ったもので、エンジニアは何度作り直しても「もっと簡単にしろ」とか言われてぐぬぬ・・・ってなりながら作ったんだろうな・・・と思うととても切ない気持ちになった
設定する途中の項目で「ルーターはありますか?」っていうのがあって、「ある」「ない」のほかに「わからない」って項目があって、わからないをクリックするとルーターあるかどうかの診断(こうこうこういう形状の機械はありますか?みたいなやつ)に入るとか、切なさでしかなかった



それで、何が大変って、ネットの最初の設定とかはネット使えない状態でやらなきゃいけないところだと思う