いいディレクターとは

今日はschooという、いろいろなテーマの専門家がustで講演してくれるサービスの授業をみてた
webデザインとか、スタートアップとか、今のところテーマは限られてはいるけど(そのうち増えそうではある)、今の私には刺さるテーマのものが多い
このごろtwitterで「見てる」ってつぶやく人が増えてきたり、知り合いが講師として出てたりしてたので、ちょくちょく見る機会が増えた(webっぽい人ばかりフォローしてるから当然っちゃ当然なんだけど)

今日は「ウェブディレクションの基礎」っていうテーマで、最初そんな興味なくてふーんって感じだったんだけど時間合ったし見た。
そしてこれがめちゃおもしろかった

内容的にはサイトとかサービスうまくまわすにはgoogle analytics(数字)をどうやって活用すればいいの?みたいな内容で、直接関わりがあるかといわれるとよくわからないけど(興味はめちゃあるけど今の自分にそこまでできるかと言われるとよくわからないと思う)
運用というか、どういう問題点があってどう解決していくか?みたいな考え方においては今までになかった気付きがあったし、とてもべんきょうになった
ユーザーの心理とかそう簡単に読めたもんじゃなくて、私の思うサイコーのUIがほんとうにサイコーかどうかなんてわかんないけど、行動を数値化すれば予測ができたり学習できるようになる。
(自分の感覚はマジョリティではない、っていうのすごくわかるから、自分が思う「絶対こうやろ!」みたいなのはやってみるまでわからない)



それで、内容もさることながら講師の中村健太さんという人の人柄がとても面白いと思った
なにかを作ることにおけるチームの重要性を述べていて、ustの質問の中で「チームでうまくやるには何が必要?」っていうのには
「データを使ってチームの人ほめること」って言ってて、すごくびっくりした
(具体的には、このデザインの改善によって売り上げが●●パーセントあがったよ!、みたいなのを褒めながら言うって言ってた)

ディレクター一人で改善策を何個も立てるのは限界がある。でもチームで話し合ったりブレストするとすごく広がるから、チームが大切なんだとか。



「ディレクター」っていう人、雰囲気で指示して、それ以外といえばやれ進捗管理がどうとかみたいなイメージがあってあまりいい印象がなく、分かりあえる人種なのか疑問が大きかった(まだ社会に出てないということもあり、ディレクターという職種の人がどういう感じなのかよくわからない)
けど、そのイメージが必ずしも全員に当てはまるわけじゃないんだな、って思った。
この人のやり方が世間一般にいう「いいディレクター」かどうかはわからないけど、私はこういう人と働けたら幸せだろうなあと思う。

「ディレクター」のなにが一番大切かって、どんだけ人とうまくやって、空気を良くしていくかなのかなと思った