シリコンバレーから帰ってきた - シリコンバレー日記まとめ
アメリカから日本に帰ってきた。3週間行ってた。
最初の1週間はアメリカでの生活の日記モリモリかいてたけど、途中で精神の乱れが生じて書くことができなくなってた
精神の乱れは生活の乱れ
とりあえず、この3週間で思ったこととか感じたこととか書く。
気候が最高すぎる
シリコンバレー、ずっと28度で快晴で湿気が無い。
気候、そこまで重要な要素じゃないだろうとか思ってたけど、これめちゃめちゃ重要だと思う
アメリカにいながら日本の気温とか見てたけど、気温38度体感温度45度とかで、これあれだ、まさに地獄だと思った
シリコンバレーは、朝晩は寒いくらいで長袖じゃないと死ぬ
昼間も寒い日とかは長袖じゃないと寒さで発狂する
涼しいと朝すっと起きれるし、日中もやる気が出る。気分転換に散歩とかしてもとても気持ちがよい。
空も綺麗な青色で、気力が湧く
暑くなくて汗が出ないのは正義である
ごはん、直感的な味のものしかない
アメリカのごはんまずくて地獄っぽい
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 8月 16
アメリカにはハンバーガー屋しかないようなイメージあったけど、半ば間違いではない
ハンバーガーかサンドイッチ屋ばかりである
アメリカのごはんは、しょっぱいとか甘いとか辛いとか、とりあえず味がついていておいしいみたいな概念で、アメリカに住んでいる人は生まれた瞬間からそういう世界観だから仕方が無いと思う
アメリカにいる間でおいしかったものは、自分で自分に合うように作ったハンバーグと、BBQしたときにあったサンマ焼いて醤油で食べたやつと、日本食の店で食べたブリ大根なので、完全に日本に依存している
帰国して、関西空港の牛丼屋で牛丼食べて、「ダシのうま味」みたいな概念に久々に触れて感動した
雑で安い牛丼チェーンでさえ、こういうおいしさがあるから日本は凄い
帰ったら牛丼たべよう
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 8月 27
久々に日本とかいう国の牛丼とかいうやつ食って「ツユ」のうまさに感動した
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 8月 28
日本食はうま味があってうまい
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 8月 28
200円ぽっちのミニ牛丼でさえうま味が入っててすごい
— ゆりりー / 百合 佐織 (@yulily100) 2013, 8月 28
昨日(8/28)に帰国したんだけど、牛丼のことしか考えてなかった
自然が多い気がする
街に緑が多い感じがした
滞在してたの郊外だからそれも原因だと思うけど、日本だと郊外の住宅地には家しかなくて申し訳程度に木が植ってるって感じだから、その対比で多く感じたのかもしれない
そんで気持ちのよい緑地公園みたいなのがあちらこちらにある
アメリカは気候はいいけど食べ物がよくないね、って話してたら、同じチームのエンジニアの人で北海道出身の子が「北海道の夏はシリコンバレーみたいな気候でごはんもおいしいし自然も多い」とか言ってて、アメリカに行ったのに北海道で過ごしたい欲求がめちゃめちゃ高まって謎が多い
日本人けっこうたくさん会った
むしろ日本人としか交流してない。ハンバーガー屋のネエチャンくらいしかアメリカの人と話してない
シリコンバレーにいる大学生同士の交流会とか、シリコンバレーで働いてる日本人同士のBBQとか参加してたんだけど、ほとんどが東大か京大か慶應だった
次いで多いのが早稲田と東工大って感じだった
あとは私立の人がちらほらって感じ
関東と関西の隔たりとか学歴の隔たりとか感じた
私の通うKyoto Institute of Technologyの人は一人もいなかったけど、日本にいるときよりも知ってる人多くて嬉しかった
ほとんどIT関係の人だと思ってたけど、関学から語学留学してきてる女の子とかいた
その子ベイエリアに住んでるのに「シリコンバレー一度行ってみたい〜!」とか言ってて、インターネットの人とそうじゃない人の価値観の歪みが観測された
私はインターネットの会社でバイトしてるからまわりにエンジニア職の人たくさんいるけど、普通に過ごしててもエンジニアの人いないのに対し、シリコンバレーで働く日本人の中にはわりとたくさんいた
私はエンジニア職の人が好きなので、そういう人がたくさんいるの嬉しいと思った
たまたまだとは思うけど、デザイナーの人は一人も会わなくて残念だった
日本の新聞載ってた
ちょうど帰国する日に日経新聞に紙とweb版両方載って、一段落した感じが出て凄いと思う
アメリカに来て、卒業後どうしようかとか考えてた。
自分が想像してたスタートアップと今関わってるスタートアップと少しギャップがあって、そこにもけっこう戸惑ったりして、冒頭に書いた通り精神に乱れが生じていた
スタートアップ、自分の好きなことがなんでもできるような錯覚があったけれど、そこは仕事なので、なんでもはできない、と理解した
あと、まわりにスタートアップやってる女の子とかいなくて、まわりと違うことしようと思うなら、それなりに能動的に自分で自分の身を守らないといけなくて、それってそれなりに体制の整った企業で働いてデザインの仕事だけすることより幸せかな?とか考えてた
でもなんか、明日がどうなるかわからないのなんて誰でも一緒だし、気にしても仕方ないなーと思うようになった
今後就職先探すかどうするか迷ってたけど、とりあえず関わってるスタートアップが一段落するまではやり切ってみたいなと思う
新聞に載ったことで親が後押ししてくれるようになったのも大きい。
月並みだけど私の夏はこんな感じだと思う
あと、ヨセミテに行った話とかairbnb本社に行った話とか、おいしかったものとか、ちょくちょくかきたいことあるから、引き続きちょろちょろ書いて行こうと思う。
日本、帰ったら秋になってて、思ったより過ごしやすくて助かった
大学最後の夏休みを最高の夏にできてよかったと思う