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白山登山と、雲の上で過ごす休日

石川県にある白山に登ってきました。標高2700mの山。こう書くとものすごく高く感じるけど、登山口ですでに標高1200mほどあるので、実質そこまで登るわけではありません。土曜の朝から登りたかったので、仕事後の金曜日の夜に車を出してもらう。夜中の3時過ぎに近くの駐車場について、6時くらいまで仮眠。社会人の土日での登山はなかなか大変です。天気予報では、1日目はあいにくの雨! だけど、日曜日が晴れそうだったので登ることに。シーズン中はマイカー規制されているので、駐車場から登山口まではバスに乗ります。


バスを降り、舗装されて歩きやすい「砂防新道」を行く。出発した瞬間から、なかなかのひどい雨。つよくなったりよわくなったりを感じながら、黙々と登る。わたしたちがどんよりとしている一方、水に濡れた葉っぱはいきいきとしていて、水滴もキレイだった。自然を観察しながら登るのが、とても楽しい。





標高が上がるにつれて植物が変わっていくのを眺めながら、せっせと登る。友達に、「これはハイマツだよ」なんて教えてもらいます。

天気わるい! 天気悪くてあまり写真が撮れないまま、アッサリと頂上付近の山小屋までついてしまいました。昼食にはカップラーメンを山小屋で買った生ビールと一緒に。山で食べるカップラーメンってめちゃめちゃおいしい。どうしてこんなにおいしいのだろうか。山を登った達成感と、あたたかいスープが飲めるほっこり感と、仲のよい友人たちと食べる楽しさと、たぶん全部だろうなあ。

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ゆっくりしてると、だんだんと晴れてきたので山小屋付近を散歩する。八月だけれど、雪渓があちらこちらに。さわると冷たい。近くに寄ると、地面付近は溶けていることがわかります。

小屋に戻ってお昼寝と晩御飯を済ませると、ちょうど夕日が沈む時間に。標高2,450mから見る空と雲海と、それから夕日に照らされる山と小屋のパノラマ感が、なんとも言えずうっとりとしました。



夜には寝っ転がって星を眺める。天の川を見たのはいつぶりだろうか。流れ星も見れた。布団に入ったのは20時過ぎだったけど、疲れていたのでぐっすり眠れました。次の日は5時前に起きて朝日が登るのを見る。それからサッと準備を済ませて、朝のコーヒーを。空気が澄んでて、とてもおいしい。


山頂までは、わりとあっさり。そこから見下ろす山小屋は、小さくてかわいかった。頂上に登ってはじめて、小屋と反対側の景色を見ることができます。


「お池巡り」と呼ばれる、頂上付近に点在する池をめぐるルートを歩く。同じくらいの高さの道をてくてく歩くの、なかなか楽しい。楽しくてピョンピョンと駆け降りてしまった。(あとでこれがダメだったと気がつく…)




お池巡りのルートが終わったところで、来た道を戻る。同じ道とは思えないくらい、晴れていた!


そしてここからは写真はないけど、ずんずんと山を下りました。途中で膝がガクガクし始めて、全然歩けなくなった。登ったときもお池巡りも順調だったのに、かなり時間をかけてしまった…。やっとの思いで下山してからの温泉は最高でした。


白山は、勾配が特別急で歩きづらい場所もなく、とても登りやすい山でした。登りだけでいうと、以前登ったことのある比叡山よりも楽だったかも? それなのにここでしか見られない花があちらこちらに咲いていたり、景色が綺麗だったりと、登山が好きになるポイントがたくさんありました。また、標高がそこそこ高いので8月でもめちゃくちゃ涼しい。夜なんてフリースとレインウェアを着ても寒いくらい。山小屋には初めて泊まった。たくさんの人が一つの部屋に集められる。一人一つのスペースがあったけれど、これ混んでると大変なんだろうなあ…。
下山時は、ほんとうに足が動かなくなって迷惑をかけてしまって反省しています。歩き方がよくなかったとか、サポーターつきタイツやストックを買おうとか、改善したい箇所がたくさんある。けど、それ以上に、山で過ごした2日間がとてつもなく楽しくて、はやくまた登りに行きたい。下りが苦手ということがわかったので、近くの大文字山などで練習しようかなあ。


<持って行ったものとか>

初めての真夏の登山、初めての山小屋泊で、どういうものを持って行くべきかとても迷ったので、振り返りも兼ねて記録しておこうと思います。

服装

この日のためにフリースとレインパンツを買いました。あとは家にあったもの。フリース買うか迷ったけど、小屋で過ごす夜は寒いので、あって本当に良かった。基本は長袖にTシャツを重ねて、下はレギンスと短パン。雨の1日目はこれにレインウェア上下。レインパンツはゴアテックスと迷ったけど、好日山荘の店員さんに勧められて薄くてとても軽いものにした。全然濡れなかったしとても良かった。

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  • ランニング用の速乾性の長袖二枚
  • Tシャツ二枚
  • Gramicciの短パン
  • レギンス
  • 靴下三足
  • patagoniaのレインウェア
  • Berghausのレインパンツ
  • patagoniaのフリース

レインパンツたぶんこれかな?shop2.genesis-ec.com


小物類

写真には含まれてないけど、撮影用のカメラにGRを持って行った。コンデジなので軽いし、要所要所ですばやく写真が撮れてよかった。日焼け止めはスプレー式だったのだけれど、こまめに簡単に塗り直せるのでとても良かった。山小屋には風呂がないので汗拭きシートを持って行ったけど、今回は使わなかった。

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  • patagoniaの帽子
  • ポータブル充電器とケーブル
  • 日焼け止め
  • 化粧落とし
  • 歯ブラシ
  • 化粧水と乳液
  • 水泳用のタオル
  • 山小屋で貴重品や携帯入れて持ち運ぶ用のポーチ
  • 汗拭きシート(使ってない)
  • 手持ちランタン(携帯のライトで十分だった)
  • サングラス(使ってない)

日焼け止めはこれかな

サンカット 日やけ止め透明スプレー 無香料 SPF50+ PA++++ 90g

サンカット 日やけ止め透明スプレー 無香料 SPF50+ PA++++ 90g

写真は全てGR!


ザック

ザックとザックカバーは父親にもらったもの。雨だったのでザックカバーがあって本当に良かった…。
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持ってきたら良かったものとか

  • ストック
    • 友達のを借りていたのだけれど、あるととても楽でした。特に下りは足が動かなくなったのでこれがないと下れなかったかも。
  • インナーのロンTの予備
    • 1日目に着る用と2日目のと2枚しか持っていなかった。1日目雨に濡れたときに着替えられると良かった。
  • ザックの肩につけられるようなカメラケース
    • ズボンのポケットにしまうのがけっこう大変だったので。

そのほか反省点とか感じたこととか

  • 綿のTシャツは濡れるとなかなかかわかなかったので避けたほうがよかったかも。
    • フリース持ってなかったから綿のパーカーでもいいかな、って思ってたけど、もし濡れたら大変なことになっていた…。
  • 行動食に甘いものばかり買ってたけど、塩辛いもののほうが食べたくなった。
  • 食べ物は1日目の朝昼・2日目の昼と必要だったので、思ったよりもたくさん買う必要があった。(カップラーメンは小屋で買ったけど、まさか必要になると思ってなかった!)