「嫌われる勇気」を読んだ

嫌われる勇気

嫌われる勇気

アドラー心理学の本です。ベストセラーになっていたので読んでみました。自己啓発本って、なんとなくスピリチュアルで敬遠していました。ですが、この本は読んで良かった。

冒頭から、人は原因論ではなく、目的論に基づいて行動する、という話から始まります。「トラウマが原因で何かが出来なくなる」なんてのは嘘、という話。これがけっこう身につまされた。自分の嫌な部分を、生まれた境遇のせいにしていたところがあったから。どうやらわたしは、逃げる言い訳を探していたようです。

それから、自由に生きること、という漠然としたテーマについても語られます。この本で言う自由とは、表題にも出ている「嫌われること」である。この一節には思わずハッとしました。わたしは、自分のことや考えていることを話すのが苦手だとか、ダメな人間だと思われたらどうしよう…って考えることが多かった。それで、ああ、これって嫌われるのを恐れていたんだなーって思った。そして、嫌われてもいいのか!と、当たり前のことに気がついた。わたしはこの本によると、自由に生きていないらしい。自由に生きていないと、他人の目をずっと気にしながら生きることになる。
わたしのまわりにいる魅力的でおもしろい人たちは、素直で、自信をもっている。自分の考えとか、夢までも楽しそうに話す。これが、自由に生きるということなのかも。彼らはけっこうクセが強くて万人受けしないかもしれない。けど、わたしは、彼らのこと大好きで、もっと話していたいって思う。わたしも、そういうふうになりたい。

最後は「他者に貢献しよう」という話。これは正直よくわからなくて、本の中でも「理解するのが難しい概念」というふうに語られていた。けど、わたしは、ほとんど人に尽くしたことがないから、ちょっとはやってみてもいいのかもな、と思った。なんだかよくわからないんだけどね。


普段なんとなく生きづらいなーって思ってたけど、自分でも認識してなかったポイントに気がつけて良かった。たぶん、本の半分も理解できていないと思うけど。何年かあとに読み返してみたい。

  • 過去を言い訳にしないこと
  • 人からどう思われるかばかり気にしないこと
  • 他人に尽くしてみること

この3つを、とりあえずはやってみようと思います。



ちなみにこの本はオーディオブックで読みました。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え