デザインのイベント「クリエイティブ・テーブル」へ。

今日は、NOSIGNER太刀川さんの話を聞きにKRPへ。太刀川さんは、大学の二つ上の代の卒業制作展の審査員か何かで来られていた?のかな。そのときに知った気がします。確かツタイミカさんの卒業制作「マンガ皿」のとき。

純粋に楽しかった! 講演なんだけど、隣の人と話したり後ろの人とちょっとしたワークショップをしたり。「たまたま同じ講演を聞きに来た人」なんだけど、ちょっと同じワークショップをしただけでふしぎと親近感が沸く。このへんも含めてデザインなんだろうな、って。

あとは、太刀川さんは場所の空気を作るのがうまいなあ、と思った。話し方に自信が溢れていて、聞いていて気持ちがいいんですよね。いつかわたしも、自信いっぱいに話せるようになりたいし、ならないといけない。

懇親会も楽しかった。KRPっていう場所柄、京都の伝統工芸の職人さんや呉服屋の店主さん、それから京野菜を売っている人なんかが参加しています。その人たちがやっているビジネスとか、やりたいこととか、聞けてすっごくおもしろかった。わたしはインターネットが大好きだから、普通に過ごしているとその枠でしか考えられなくなっているんだけど、もっと別の軸で世界に目を向けるといいことが思い浮かぶかもね。




以下は印象に残った話など。主に後から自分で読み返す用のメモ。

デザインとはなにか、定義すること
なんとなーくデザインという言葉を使っているけど、自分の言葉で定義する。

たぶんふんわりと「コレだ!」って思うものはあるんだけど、うまく言語化できていないから、一度しておかなくっちゃ。

一流のものを見ること
ものすごくいいデザインをずっと見続けると、目が鍛えられてものの良し悪しを比べられるようになる。何かを始める前には、そのことについて徹底的に調べる。

お金や時間が無いとかで、なんとなく妥協してモノを買ったり作ったりしていたけど、もっといいものを見続けなければ。「自分にはセンスがないから…」ってよく思っていたけど、そんなことを考える前にもっと見る、考える。

理想から逆算すること
一番最高の理想を想像して、そこに行くいちばんいい方法を考える。山の頂上に行きたいとして、目の前の道をなんとなく進むんじゃなくてもっと圧倒的な方法を探す(たとえばヘリを使うとかね。)

「目の前にある、手軽にできること」ばかりやっていたような気がするけど、それが本当に近道なのか見極める時間が足りていなかった。準備をもっとしっかりとする。

大義を持つこと
何のためにデザインをしているのか?っていう、一番大きな欲を持つ。そうすると自分の小さな欲は叶えやすい。

最初の「デザインの定義」と一緒だけど、なぜ自分はデザインを仕事にしているのかしっかり言語化できていなかった。ので、これもちゃんと考える。