わたしとピンクについて。

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化粧品を買いました。PAUL & JOEのうるおう下地です。ほのかなピンクにつや消しのガラス。ぷっくりとしたかわいらしさ。化粧品ってかわいいものなんだな。デパートで売ってるコスメってふしぎな恍惚感がある。お化粧できる道具ではなくて、かわいいものにうっとりする瞬間を買っているのかな。それを使って自分まで小綺麗になれるのもいい。さいきんになって化粧品に対する向き合い方がわかってきた気がする。そこまで夢中になれない自分に負い目を感じたりしてたんだけど、まあいいかなって。ときめくものを買って、幸せになれるんだったらそれでいい。

今となっては考えられないけど、十八歳くらいの頃はこういうかわいらしいものが大好きでよく身に着けていた。ピンクのケータイとか、白くてもこもこした上着とか。ひらひらしたワンピースが好きだった(笑)けどいつからか、恥ずかしく感じるようになりました。なんでだろうな。身につけるのに躊躇するというか。かわいらしいのが逆に野暮ったく感じるというか。年をとると身につけられなくなる色。ピンクってかわいそう。けど、こういうものが好きな気持ちはずーっとあって、いまこうして化粧品として所持できるのが嬉しい。


語りたくなる色っていうが存在するのはふしぎだよね。「わたしと青について。」なんて、書ける気がしないもん。たくさんある色のなかのひとつではなくて、独特の意味合いを持っているというか。というのを、こないだインターネットで読んで思ったんだった。

scarletandjune.com