ワンピースを作った

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この土日は、実家に帰っていた。目的はこないだ寺町で買ったすてきな布をワンピースにするため。こんど小豆島に行って海辺を散歩するのにぴったりの服が欲しいなあと思って。わたしはミシンを持っていないから、実家のを借りに。電車ですぐ行けるので、実家にはしょっちゅう帰ります。

まだ布の断裁が済んでいなかったので、母親に教えてもらいながらやる。チャコペーパーというやつを使うと便利だよ、とか、縫い代は別に取らないといけないよ、とか。なんでもわたしと同じくらいのころ(あるいはそれよりももう少し若いころ)に裁縫教室に通っていたのだとか。母親には「佐織はパソコンに詳しくてすごいね」なんて言われるけれど、そんなことよりよっぽどステキなことを知っている。

断裁が終わるとミシンをかける。裁縫なんて、高校生時代に文化祭の劇の衣装を作ってそれ以来だった。まっすぐの部分はまだ大丈夫だけれど、カーブの部分は難しい。だんだんと、布が服になっていく様子は、作っていておもしろかった。母親は「袖の部分はどう?」などと言いながら覗き込んでくるし、わたしは「みてみて!襟の部分ができたよ!」なんて報告しながらやる。それがとっても楽しかった。まだまだ作ってみたい形のワンピースがあるし、もっとかわいい布を探したい。服作るのにいよいよハマり始めたらミシンを買えばいいのだけれど、「ミシンを借りに行きたいから、実家帰るね」なんて言って親に会いに行きたいから、買わないかもしれない。