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冬のいちにち

日常

ばあちゃんに会った。何年ぶりだろう。とても小さく見えた。さいきん病気して、小さくなってしまったらしい。人が小さくなるなんて、そんなことないっ、なんて思ってたのだけれど。事実、ばあちゃんは小さくなっていた。あんなに歩くのが好きだったばあちゃん、今日はタクシーで帰って行った。ばあちゃんは小さいころから「機嫌良く暮らせ」って言ってた。今日初めて、その意味がわかった気がした。

法事が終わって、ばあちゃんと別れた。わたしたち一家はそのへんでテキトーに食事を済ませた。さあ、帰るかというところで、近くにあったあべのハルカスの展望台に登った。妹が登りたいと言った。父も母もわたしも、そこまで興味はなかったのだけれど。係員のにーちゃんたちにいわれるがまま、地上60階へと続くエレベーターに乗る。登ってみると、これはいいね。360度、大阪が一望できる。あああれが通天閣だとか、向こうの方に小さく見えるのが大阪城だとか、飽きもせず探し続けた。

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ちょっと疲れてきたところで、そふとくりーむを食べる。天王寺区らしく、パインアメソフトだって。一家四人で並んで食べる。大のおとなが、四人も並んで、あまったるいそふとくりーむを食べている。端からみたら滑稽かも。まあそんなのはいいや。それが、新鮮ですごく楽しかった。こんなことを最後にしたのは、いつだったかな?

わたしだけは別れて、京都に帰る。電車では疲れて眠ってしまった。ふと気がつくと三条。いけないいけないと思って電車を降りると、またなんという、甘ったるい夕日なのだろうか。

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京都っていうのは、ほんとうにいろんな顔を持っているよね。建物がひくくて空が広いからなのか、川辺に風景が映りこむからなのか。もう何度となく同じ景色を見ているのに、今日もこうして写真を撮っている。来週の、両親の結婚記念日にはなにをしよう、なんて考えている。