呪いになる言葉

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これを読んで思い出したこと。

そういえば、子どもの頃はじぶんのことを救いようのないブサイクだと思い込んでいた。いつのころからか親にそう言われていた。父はわたしの似顔絵をよく描いていたんだけど、そこにはお世辞にも綺麗とは言えない顔の像が描かれていた。細い目とふっくらとした頬を滑稽に強調させた、おかめみたいな顔の絵。(まあ、そうなんだけど。笑)そういうのを見るたびに、自然と外見にコンプレックスを持つようになった。そのなかでもいちばん嫌いだったのが鼻の下にあった大きなホクロ。人と話すとき、ホクロを見られているような気がしてうまく目を合わせられないことが多かった。性格も今よりもずいぶん暗くて卑屈だったと思う。

中学を卒業した春休み、転機は簡単な形で訪れる。ホクロをコンプレックスに思うことを見かねた母親が、レーザーとやらで取らせてくれた。実際には3ミリ程度の小さな点が無くなっただけだけど、大きな重荷がきれいさっぱり無くなったようだった。世界があざやかに見えた。その勢いで髪を染めたり化粧するようになり、性格も多少は明るくなった。(校則がゆるく、毛染めや私服が許される学校だった)

今となってはわかっている。人にとって自分以外の誰かの顔なんてどうでもいいんだよね。ましてやホクロがあるかどうかなんて本当にどうだっていい。そんなことで卑屈になるなんて大損である。けれども当時はそうとは思えなかった。まるで何かの呪いにかかっているようだった。

このことで親を恨んでいるかと言われると、そんなことは少しも思わない。けどもし自分に子どもができたとしたら、そんな呪いをかけないようにしたいな。かわいいかわいいって毎日言いながら成長を見守りたい。できるのかしら。

タイでゆったり過ごした4日間

四条烏丸の西にあるパクチーで食事をしていると、タイへの旅のポスターが目に入る。冗談交じりに「行く?」なんて言いながら、手持ちのあいふぉんで「タイ 旅行」と調べると、雨季の明けた11月が過ごしやすい、という情報が手に入った。それでは、ということで、三ヶ月後の飛行機とホテルを取った。タイは暑くて開放的な都市だった。人々はずいぶんと気楽に過ごしているように感じた。ごはんがおいしかった。



空港に着くとさっそく「タクシーヤスイヨ!」なんて話しかけられるが、目を合わせないようにする。ホテルで荷物を預けて、さっそく歩き始める。現地の人たちが使うバスは乗るのも降りるのも難しい。結局間違ったところで降りてしまったけど、思いがけずチャオプラヤー川を掛かる橋を渡ることができて楽しかった。






タイのごちゃごちゃしたところを抜けて、ベタにワット・ポーを観光する。いつだってそうだけど、どこに行ってもネコばっかり撮っちゃうんだよね。チャオプラヤー川を渡すエクスプレスボートに乗って行った場所は、ガイドブックにはあまり乗らないような場所。観光地もいいけど、現地の人の生活が感じられるのは愛おしい。日本では見たこともないようなお寿司の屋台にケラケラ笑いながら歩いた。



ホテルにチェックインすると、バースデーケーキが置かれていた。わたしの誕生月だったから? こういうサプライズを経験するのは初めてで、とても感動した。夜にはスパークリングワインのサービスが置かれていたんだけど、クタクタで飲めなかったんだよね…。



次の日は早朝からバスに揺られてサメット島という島へ。長いバス移動の疲れも、フェリー乗り場から見える青い海を見ると吹き飛んだ。海を見ながら食べるグリーンカレーは、ひょっとすると4日間で一番おいしかったかもね。



タイではなぜか、あちこちで犬を見かける。放し飼いなのか野良犬なのかわからないけど、この日もこれでもか!というくらい見かけた。寝てるところに近寄ると目が合ったりする。




サメット島のビーチはのんびりとしている。欧米人の観光客がほとんど。ちょっと海に入ったり、ビーチを散歩したり、パラソルの下でゴロゴロして過ごした。ゆっくりとした時間が流れていた。



帰りのバスがバンコクについたころにはもうヘトヘト。日焼けも痛い。遅い時間でレストランは閉まり始めていた。途方にくれながら「ここでいいか」と食べた屋台のパッタイ、すごくおいしかった。コンビニの前の路上にででんと椅子とテーブルが置かれていて、なにかのスポーツ帰りの少年たちや、いまから遊びに繰り出すお姉さんたちを横目に食べた。



鉄道に乗って向かったのはアユタヤ。駅で電車が止まって、ホームらしいものが見当たらなくて戸惑ったけど、どうやらそこそこの高さから飛び降りるのが正しかった。鉄道は時間がかかるけれど、車窓から見える景色も含めて楽しい。






寺院を見て回った。当たり前だけど寺院を取り巻くようにお店や家があって、そこで暮らしている人がいる。犬はこんなところでも眠っている。



レンタサイクルには「警視庁 杉並」の文字。こんなところまで来ちゃってね。



帰りはロット・トゥーという乗り物に乗る。マイクロバスのようなミニバンのような乗り物なんだけど、内装がデコラティブで変な感じ。鉄道よりも早くて狭い。この日はトンロー駅のほうを歩いた。





最後の日は、現地ツアーに申し込んでダムヌンサドゥアック水上マーケットへ。手漕ぎのボートを漕ぐのはだいたいおばちゃん。マッドマックス的世界観の暴力みたいな駆動付きボートは若い男の人が操縦することが多かったかな。ベタだけど、巨大なヘビを肩に巻いたりゾウの背中に乗ってゲラゲラと笑った。



そんなこんなで、最後にはスカイトレインに乗った。切符はなくて、磁気のカード。渋滞にヒヤヒヤしながらも空港まではタクシーでスムーズに移動できた。言葉が通じなくて困ったこともあったけど、ごはんが美味しくてとにかくサイコー。タイの人はニコニコしている人が多くて、そこまできっちりしすぎないところが心地良かった。帰国して数日後、旅行の打ち上げと称して行ったのはもちろん四条のパクチーシンハーを片手に、パッタイグリーンカレーを食べながらタイのことを思い出していた。

26歳になった

さて、今日で26歳です。毎年自分の誕生日にブログを書くようにしているので今年も書きます。昔書いた日記を読んでみると、その時考えていたことが手に取るようにわかって楽しい。昔と変わらないようでいて、全然違っていたりする。数年前の自分の感性がずいぶんと幼く感じたりする。いまは、ずいぶんと大人になったなあなんて思っているけど、10年後なんかに見ると幼稚すぎてびっくりするのでしょう。良い歳の取り方ができるといいな。

25歳はどうだったか

25歳を振り返ってみると、それなりに大変だった。ひとことで言うと、自信を失っていた。けれども、振り返ると悪いことばかりではない。なにもかもうまくいかないと思っていたときに読んでみた本がきっかけで考え方が前向きになった。本を読む習慣も身についた。いろいろと厳しいことを言われる状況にいたけれど、それがきっかけでひとつのものにこだわりを持つ力や、粘り強さがついた。自分が案外負けず嫌いなことを知った。精神年齢がちょっと上がったのか、感情のざわつきが穏やかになった。とは言え、負荷の高い生活は半年ぐらいが限界で、だんだんと何もしていないのに涙が出るとか、胃が痛むとか、食べ物の味がわからなくなったりした。夏ぐらいだったかな。

いまは、とても幸福に過ごしている。けれど、かつての自分だったら今の状況に感謝することはできなかっただろう。自分が弱ることで、人の優しさや痛みがわかるようになり感じ方が変わったのだと思う。自分自身も、少しは人に優しくできるようになった。この25歳のこの半年のことは、思い出しただけでも悲しい気持ちになる。けれど、この半年があったからこそ、素敵な生き方に出会えることができた。(あと、当時心配をかけてくれたみなさん、本当にありがとうございました!)


心境だけではなくて、プライベートでやっていることについてもすこし。去年に引き続き、今年もいくつかのプロジェクトに関わった。プログラミングを教えたり、カンファレンスのスタッフをしたり。今年はそれに加え、デザインの幅を広げるために知人から頼まれたデザインの仕事をやるようにもなった。何事にも失敗ばかりだったけれど、学んだことは計り知れない。スケジュール調整力やプロジェクト進行管理力はこの一年でずいぶんと培われたように思う。

26歳はどうしたいか

自分の価値を上げる

去年くらいからweb業界以外の人と話すようになって思うのは、世の中にはデザインとプログラムの両方できる人はあまりいないし、需要があるということ。仕事というのは「多くの人が面倒だと感じているものをかわりにやる」「できる人が限られていることで、多くの人が喜ぶことする」のどちらかだと思っていて、同じ時間に対する仕事の価値が高くなるのは後者だ。今まではグラフィックデザインが苦手だからその克服方法を探していた。しかしそれよりも得意で夢中になれるプログラムのほうを伸ばしたほうが、自分の武器になるのではないかと思っている。死ぬまでにとにかく楽しいことをできるだけたくさんやりたいから、自分にしかできないことをもっと探したい。

じっくりと物事に取り組む

25歳の1年は、「様々なことをたくさんやる」ことに重点を置いていた。26歳では「ひとつのことを深堀してじっくり作り上げる」仕事をやりたいと思っている。「情報を伝えるもの」で終わらないで、「ストーリーが味わえるもの」を作れるようになりたいな。

マネジメントについて学ぶ

ここ数年で、人の世話を焼いたり尽くすことが楽しくなってきた。仕事とは別軸のことだと思っていたけれど、「サーバント型のリーダー」という概念を知ってからはすこし興味が湧いている。自分がマネージャーになるイメージは無いけれど、マネジメントについて学ぶとチームやプロジェクト運用について何かヒントが得られるのでは?と思ったので、まずは知識を得てみようと思う。

最後に

というわけで、よければマネジメントについての本などをください!
アマゾンの欲しいものリストです。

東京に行ってた

金曜日に「デザイン山アワー」というイベントがあったので、東京に行ってた。土曜日にちょっと観光して帰って来た。

デザイン山アワー

受付をペパボのみずえちゃんと。みずえちゃんとは大学時代に就活で知り合った友達。説明会のときにたまたま隣に座っていて話した、くらいの。当時はお互いに就職先が決まっていなかったので、まさか一緒に受付することになるとは…と感慨深かった。

なおめめさんが「自分のサービスをかわいがる」って言ってたのがすごい良かった。かわいがる、なんて良いことばなんでしょう。かわいがり方も良かった。話しぶりから、かわいがってる様子も伝わった。自分たちのプロダクトの見え方に敏感でありたい。デミさんのSUZURIの話も良かった。キャラを作ってユーザーに親しんでもらうのって想像するより何倍も難しそう! けどスリスリくんはローンチ当初からブレずにずっとかわいい。特定のファンが付くようなサービスを作っていきたいなあ。「価値観を作る」という仕事、とてもおもしろそうだ。
「はてなとペパボのデザイン山アワー」を開催します #yamahour - Hatena Design Group

ICC オープン・スペース 2016

土曜の朝は初台のICCに行った。メディア系の作品がたくさん置いてあって面白かった。アカデミックで実験的なものも多かった。「この発想があったか!」みたいな、普段当たり前すぎて疑問に思えていないものがたくさんあるなあと実感した。
ICC | オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス

余談だけど、東京の曲がった坂道の切れ間にドーンと大きなビルがある風景がなんだか好きだ。京都の道はまっすぐで坂はないし、大きな建物もない。

森美術館 宇宙と芸術展

「宇宙と芸術展」を見た。平面天体図のアストロラーベというのがすごくかっこよかった。距離をはかる機械なんだけど、プロダクト自体に「精密さ」が感じられるデザインだった。見た目からどういうものかわかるのって、すごく良いなあ。
あと、かぐや姫は宇宙人だったのか?みたいなのベタだけどロマンがあっていい…。
宇宙と芸術展 | 森美術館

21_21 デザインの解剖展

「デザインの解剖展」を見た。オープニングトークを予約していたので、佐藤卓さんと岡崎智弘さんが話しているのを聞けた。展示品を作ったクリエイターが、そのコンセプトや考えてることを話す。普通に見てると、ここまで考えて作ってたんだ!みたいなのわからないけど、そういうのが本当に細かく聞けてとても面白かった。
21_21 DESIGN SIGHT | 「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」 | 開催概要



普段くらしているときいるときに、観察するとか考察するとかがまだまだ足りてないなあ、というのに気づく2日間だった。もっともっと細部を見て、なぜだろう?って疑問を持って、精密なデザインができるようになりたい。ときどき東京に行くと、ふと自分の歩く道を振り返るようなきっかけになる。襟を正してしゃんとしていきたい。

大文字山まで走りにいった - トレラン練習 2,3週目(9/19〜10/2)

大文字山を登って蹴上に降りてくるルートを走った。
大文字山はすぐに登れるのに京都を見渡せて楽しい。大学時代から何度も何度も来てる。自転車ですぐ行ける場所に手軽な山(丘?)があるのもいい。

大文字山を走ったのは二度目だったのだけれどバテバテで前より遅かった…。
暑くて汗をダラダラかき、水分が足りなくて元気が出なかった。直前にモリモリごはんを食べたのもよくなかったかも。登りがキツくてどうしても歩いてしまう。わりとずっとタラタラ移動してた。平らな部分と下りはたのしい。
土がフカフカでとってもきもちがいいよー。 Altraのトレランシューズは、幅広なだけあって土の柔らかさがよく伝わる。
上りがキツイけど慣らしていくしかないかなあ。
そしてそろそろリュック?を買ってもいいかも!


大文字山からの眺め



帰りに歩いた哲学の道がとても美しかった



喫茶若王子跡にニャンコがめっちゃいて気持ちがハフハフ、ハフハフとする・・・!

2,3週目の普段の運動

2週目は旅行に行っていたので特になにもできていない。
3週目は火金土曜日に7キロ程度走った。
土曜日はなぜだか体が軽くて、跳ねるような気持ちで走れて気持ちが良かった!
痩せてくるとこの感じが続くようになるんだけどなあ。
来週もこの調子で!
筋トレと会社の階段を8階まで登るのはだいたいできてる。
ダッシュとか交えてもいいかも?

食事

間食はしてなくて、おなかがすいたら野菜ジュースか豆乳。
平日で体重がちょっと減って、休日に外食して元に戻るパターンが多い。
2人で居酒屋とか行くと半分ずつ食べちゃうじゃないですか。あれどうしたらいいんですか!
いっそ大会まで禁酒してみる?

総括
  • 階段普通に登るんじゃなくてダッシュしてみる
  • 朝のジョギングは今の調子で
  • 外食行ったら食べる量を今までの8割程度にする
  • ジョギングが楽になるので、体重落としたい・・・(落ちない・・・)


わたしのシューズはこれ

トレラン練習 1週目(9/8〜9/18)

トレランの大会にでることにしたので、それに向けて現状をちょくちょく書いていこうかと思います。1週間とは?という感じですが、とりあえず日曜日でキリがよいので。

靴を買った

ALTRAのローンピークというもの。芦屋にあるSky High Mountain Worksに行って、選び方のスタンスを教えてもらいながら決めました。身軽さやスピードよりかは、ごつごつした道やけわしいルートを楽しみたい!というのを重視したので、そこそこしっかりしたものを。

山に行ってみた

さっそく五山の「法」の字の山へ。山というかは住宅地にある丘みたいな感じですね。母校の裏にこんなルートがあったとは…。あまり走ってなくて、ちょっと散歩した程度ですがすごく楽しかった…! アスレチックのようだった。鹿には2回会った。



初めてALTRAのトレランシューズを履いたのだけれど、土を踏みしめる感触が足の指に伝わってすごく気持ちが良い。心地よい! 比叡山くらいのちょっとした登山なら、しっかりとしたトレッキングシューズよりもこっちのが身軽で楽しいかもなー、なんて思った。次はちょっと距離を伸ばして平らな部分を走れるようにしたい!

普段の運動

目標では週2,3朝走る、という感じだったけど、10日間で2回しか走ってなかった……。
天気が悪かった、とかもあるけど、もう少し頻度を上げられるとよいなあ。
筋トレや会社の階段を8階までのぼるのはいまのところ毎日できてる!

食事

間食はしてない! おなかがすいたら野菜ジュースか豆乳を飲んでいます。
夜なにもないときは味噌汁と豆腐を食べている。たんぱく質多めに、とかはあまり意識できてない。
飲み会が少し多めだったかも。飲み会のとき食べ過ぎてしまうのはどうしたらいいんだろう。
ビールは1日1杯まで、というのは意識できている。先週の日曜日飲みすぎたけど…。

総括
  • 朝走る頻度上げられるように
  • 飲みに行くの週1くらいに抑えたい
    • 会社のパーティとかで飲まないようにする
  • 体重変わってない、落としたい…😇(-0.4kg)
  • 山走るぞ!

トレランの大会に出ることにした


12月に京都で行われるトレランの大会に出ることにしました。距離は30kmで、累積標高も低く比較的初心者向け、とのこと。
もともと自然の中を走るの気持ち良さそうだなあと思って気になっていたのと、朝走るモチベーションになるようなイベントがあるといいなと思っていたのと、会社の人が何人か出るというので深くは考えずに申し込みボタンを押していた。何かを決めるとき、だいたいいつもこんな感じ。
それで、3ヶ月後に向けて準備をしていかなくちゃなあと思ってこのブログを書いている。人から見える場所に書いて残しておかないと、締まりがないので…!

目標

  • 初めてなので、とりあえず時間内に完走する
  • 準備さぼらずしっかりする

練習

8月暑すぎて朝あまり走れなかったので、頻度を戻していく。2ヶ月前くらいにはしっかり走り込めるといいな。

普段すること
  • 今まで通り、平日の朝に川沿いを走る(週2,3)
  • オフィス(ビルの8階)まで階段を使う
  • 月3くらいで山に走りに行きたい・・・!(できるのか?)
  • 筋トレ
    • プランク(30秒〜60秒)
    • スクワット(10回3セット)
3ヶ月前(9/8〜10/8)
  • 朝のランニング(6〜7km)
  • 山は無理せず慣れるまでゆっくり(5〜7km?)
2ヶ月前(10/8〜11/8)
  • 朝のランニング7〜8km
  • 山ですこし距離を走り始める(〜10kmくらい)
1ヶ月前(11/8〜11/26)
  • 朝のランニング(8〜9km)
  • 山でいちど20kmくらい走ってみる
2週間前(11/26〜12/10)
  • 朝のランニングはゆっくり控えめに(3〜5km)
  • モチベーションをたかめてゆく

食事

走ってるとき、体が重いな〜と思うことがよくあるので、体重を落としたい。体脂肪率を落として筋肉量を増やしたい。なので量を抑えつつタンパク質多めにとるといいのかな?

朝食
  • タンパク質意識しつつ食べたいものを食べる
  • 最近はトースト半分、ゆで卵、ハム、レタス、ヨーグルトみたいなメニューが多い
昼食
  • 会社で出る日替わりランチ。自分で量を調節できるので、控えめを意識しつつサラダを多めにする
  • 白米と玄米が選べるので玄米にする
間食
  • やめたい・・・(がんばる😇)
    • お腹が空いたら野菜ジュースとかを飲むといいのかも
夕食
  • たんぱく質を意識しつつ控えめにする
    • 味噌汁は好きなので作る。野菜を多めにする
    • たんぱく質はコンビニのサラダチキンとかから取るといい…?
    • 夜は揚げ物やめる!(コロッケが好きでついつい買っちゃうけど控えよう)
  • ビールは1缶まで。それ以上飲みたいときはハイボール等糖質少なそうなものにする
  • 飲み会で食べる量セーブするのどうしたらいいんだろう・・・!
    • 夜外食する場合は昼食や次の日の朝食で調節するといい?

睡眠

  • 朝7時に起きて長めに走りたいので1時前には寝る
    • 6時間は寝たい
    • 早く寝れるよう夜のtodoを効率的に出来る方法考える

シューズやウェアなど

  • 2ヶ月前には靴買いたい
    • 今気になってるのはaltra
  • ウェアやリュック(?)が必要そうだ・・・!


写真は何の関係もない西穂高

秋の隣で

8月31日というのはなんだかずるい。字面がまずずるい。こちらの気持ちなんておかまいなしに「夏」の終わりはここです、と、宣言しているかのようなずるさ。それでいて、実際は夏なんだけど夏じゃないようなおかしさもある。朝晩なんかは涼しくて、薄手の毛布に丸まって寝る。昼間の日差しは暑いけれど、日陰に入ると涼しい。昼休みにすこし散歩して、御所のベンチでぼーっと花が揺れるのを眺めていた。夏の終わりを自負しながら、吹く風はすでに夏じゃないんだもの。


たくさんお酒を飲んで知らない間に眠ってしまった次の日、ふと目を覚ますと、目の前ですきな人が眠っていた。かわいい顔をしていた。なんということでしょう。起きるのがもったいなくなって、わたしはまた目を閉じる。ちょっとしてからまた目をやると、変わらず同じ様子で眠っていて、ほわほわとした気持ちになって、やっぱり目を閉じてしまう。特別なイベントでもなんでもないはずなのに、こんなに嬉しいことがあるなんて。こそばゆい時間を繰り返しているうちに、なんだかおなかが空いてくる。あいふぉんを見ると12時を過ぎている。すこしの気だるさは、前日飲みすぎたせいなのか、夏の暑さのせいなのか。ベッドに腰掛けてくつしたなんかを履いて、簡易版の身支度をする。

玄関の扉を開くと、風が吹いていた。
その風は、いままでの長くて険しい暑さを一瞬で忘れさせるようで、なんだか嬉しいような惜しいような。夏のいろんなものを持って行ってしまうようだった。そうか、もう8月も終わりだもんね。終わろうとしている季節の一日に、読んだばかりの歳時記の、知ったばかりの季語を使って俳句を作った。

まどろみを 破る空気に 秋隣る


「秋隣る」というのは、秋っていう字が入っているけれど夏の終わりを表す季語。秋の訪れを感じる時分をいうらしい。「隣」ということばに、隔てるものは壁一枚しかないような、すぐ近くにぴったりとひっついてるような親しみがあると書いてあった。さりげない一文字なのに、距離の近さを感じられてとてもかわいい。別のサイトを見ていると、同義語の「秋近し」は、こよみの上で秋が近いことだけど、「秋隣る」は、肌で感じる近さだと添えられていた。息が聞こえるくらい近くで眠ることと、肌で感じられる秋の近さをかけて、「秋隣る」を使った。以前にも俳句を作ったことがあるのだけれど、そのときも夏の終わりだった。明日から9月が始まります。

味噌汁が好きだ

味噌汁が好きでよく作っている。半年くらい前までは出汁をとったことすらなかったのだけれど、すっかり夢中になってしまった。今では冷蔵庫に味噌を4種類ストックしているくらいだ。こないだ飛騨に行ったのだけれど、自分へのおみやげには迷わず味噌を買った。昨日作ってみたら、そこそこ気に入るものができたので、この半年で試したことを書いてみようと思う。

出汁

  • 昆布と煮干しを一晩水出ししたものを使っている。
    • 作る前日の夜に、水に昆布と煮干しを突っ込んで冷蔵庫で放置する。
    • 一日以上置くと煮干しのクセが出てあまりおいしくない。
    • お茶を入れるような細長いポットに入れると冷蔵庫で場所を取らない。
  • 昆布のだしだけで作ってみたこともあったが、上品すぎて物足りなかった。
  • 鰹節のだしも試したが、火に通したりこしたりするのが面倒。
  • 「だし」として売られているものは試したことがない。

味噌

  • 2種類以上を混ぜるとおいしい。
    • 米味噌と麦味噌を混ぜるのがオーソドックスなのかな?わたしは甘めの米味噌が好きなので、米味噌同士を混ぜたりしている。
    • スプーンを洗うのが面倒だから3種類ということはあまりない。
    • 1種類だけだとシンプルで物足りない。
  • 味噌自体にはそこまでこだわっていない。適当に買ってる。

具材

  • 油揚げが好きなので大体入れてる。
    • 1枚買ってきて、湯通しして、三等分して、余りは冷凍している。
  • 季節のものを入れると盛り上がる。
    • 春は菜の花、夏は茄子、冬は大根とか。
  • 歯ごたえが違うものを入れるとおいしい。
    • 茄子を煮るとヘナヘナになっちゃうんだけど、焼いたものをあとから入れるとしっかり茄子の味がして美味しかった!
  • カラフルになるとより楽しいけど、面倒なのでそこまで気にしない。

仕上げ

  • 出来上がってからスプーン一杯程度の油を入れるとコクが出ておいしい。
    • サラダ油はわりと無味無臭なのでイマイチかも。
    • 今はなたね油かひまわり油を使っている。なたね油の香りが好き。前に落花生油入れた味噌汁がおいしかったので試してみたい。
  • お椀に盛ってから刻みネギを入れるとシャキシャキしておいしい。
    • 上に書いたように、歯ごたえが違うものが入っているとおいしい。
    • ネギ刻むのはだるいので刻まれたやつを買っている。
  • 冬は柚子の皮を乗せたりするが、刻むのが面倒で困る。


こんな感じであれこれ試している。極力だるくないようにしたい。わたしは味噌汁のことをおかずの1種類として考えているので、少し濃いめに作っているけれど、汁物として考えるなら薄めのほうがいいかも?
何かいい味噌汁アイデアがあればとても知りたい!
旅行するたびに各地の味噌を買ってまわりたいな。


yulily100.hatenablog.jp

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今宵堂の千鳥皿

四月にお皿を注文した。「今宵堂」さんの「千鳥皿」というお皿である。
今週の頭に焼きあがったという連絡が来たので取りに行った。

一枚でも良いけど二枚ならべると夫婦のようでまたかわいい。
何を乗せると引き立つかしら。今宵堂は酒器をつくる工房だから、やはりアテを盛り付けるのがいちばんしっくりくるのかな。
下鴨神社のみたらし祭りで買った米ワインが家にあるから、それに合うなんだかすてきなもので最初を飾りたい。


わたしが今宵堂のことを知ったのは、この記事がきっかけだった。

夫婦が営む京都の酒器専門店・今宵堂が提案する「毎日が楽しくなるお酒のある生活」 - 特集 - HereNow Kyoto(ヒアナウ京都)


賀茂川のほとりで夫婦で酒器の工房をしている、それだけでずいぶんとすてきだ。けれどそれ以上にわたしが感銘を受けたのが、毎日必ず「晩酌」をしている、ということ。
記事を読む限りの情報しかないけれど、二人にとっての晩酌は儀式のようである。食事の前に少しだけ飲んで、一日をリセットする。晩酌という行為が、日々を幸せにする。
今宵堂のSNSを覗いていると、「晩酌」は家で自分で作った酒器を使っていたり、居酒屋で揚げ物だったり、はたまた川でハンバーガーだったりする。そのくらいの気取らないラフさがまた、豊かで愛おしい。


25歳になったくらいから、豊かに暮らすには一日一日を楽しくするしかないんじゃないかなあと思うようになった。
それまでは、どうしても他人が羨ましく見えるし、たくさん稼いでたくさん贅沢したい、もっと、もっと…… なんて考えていたけれど。
自分を満たすのは自分のみである。他人でもモノでもない。日常のなんでもない瞬間をどれくらい大切にできるか、なんじゃないかと思う。

そして、今宵堂のふたりは、それぞれの必要十分を知っている。多すぎでも少なすぎでもなく、ちょうどよい加減を知っている。たまらなく粋なひとたちだ。
そんな暮らし方はわたしの理想のひとつである。

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